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【K-1】ケガから復活の小澤海斗、世界トーナメント2位のジャオスアヤイを「ぶっ倒します!」とKO宣言

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2020/03/04(水)UP

負傷した左の拳で打ち込む渾身のストレート

 3月22日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』に出場する小澤海斗(26=K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が4日都内にて公開練習を行った。

 小澤は、空手をバックボーンに実績を積み上げ、第2代Krushフェザー級王者に輝いた。16年にはK-1のカリスマ武尊と2度に渡り激戦。その後苦戦を強いられる時期が続いたが、19年にシルバーウルフへ移籍後は、同6月の鷹大戦ではダウン寸前まで追い込むなど2連勝と進化を見せた。だが、その代償として左の拳を負傷。今回が約9カ月ぶりの復帰戦となる。

ダイナミックな左のミドルをミットに打ち込む小澤

 小澤はリングに上がるとパンチ、キックをバランスよく散りばめたミット打ちを披露。その中には痛めていた左の拳を強打するパンチもあったが、本人も「100%です」という通り、怪我の影響を感じさせない快音を響かせた。

 今回対戦するジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム(18=タイ)は、昨年11月の第3代K-1フェザー級王座決定トーナメントでは安保璃紅、卜部弘嵩を下し決勝進出。江川優生にKO負けを喫し優勝は逃したものの、K-1ルールへの高い適応力と戦闘力を示した。

 そのジャオスアヤイの印象は、カード発表会見時同様「ムエタイナンバーワン!」だという小澤。さらに「ムエタイベースですがアグレッシブに来る」と分析した小澤は「ムエタイには無いリズムで圧倒して、ぶっ倒してやろうかと思います」と、KOで復活の狼煙を上げる構えだ。

「トーナメント2位を圧倒して完全復活」を宣言する小澤

 怪我で拳が使えない間は読書に勤しんでいたという小澤。「本を読んだことは無かった」というが、この期間に相当な量の本を手に取った様子。その中で最も影響を受けた一冊として「7つの習慣」を挙げた。

 人生を成功に導く行動や考え方を”7つの習慣”に落とし込んだ本書は、ビジネスマンや経営者層にも人気の一冊。格闘技の第一線で戦う小澤も、その考えに大いに共感し「私生活でも使えますし、(将来的には)経営者を目指しているので、7つの習慣を身に着けたい」と、格闘技のみならず人生のステップアップにつながる一冊に出会えたことを明かした。

 また小澤の読書の幅は広く、話はビジネス書のみならずマンガにも広がりを見せた。お気に入りの作品に、小澤は週刊少年ジャンプで連載中の人気漫画「鬼滅の刃(きめつのやいば)」をピックアップ。主人公たちが人間よりも強い“鬼”と戦うため「呼吸」と呼ばれる身体能力を高める戦闘術を駆使することに触れると「呼吸が大事。間合いって大事だな」と、感じることも多かったようだ。

 その小澤は昨年7月よりYouTubeへの動画投稿を開始。チャンネル登録者数が3万人に迫ろうという人気チャンネルとなっている。そのチャンネルにおいて小澤は高校に赴き、「自分を持って強く生きて欲しい」というテーマで行った講演の様子を公開。2月21日に投稿された動画は話題となり、3月4日時点で8万回以上再生されている。

9か月ぶりの復帰戦に向けて「ぶっ倒します!」と気合は十分だ

 その動画の反響について小澤は「めっちゃ良かった」と手ごたえを感じている様子。「ありがとうという声、ウチでも講演をやって欲しいという声がある」と、小澤のもとへ多くの声が届いているという。試合後はまた講演活動も再開したいという小澤は「今は情報社会。SNSとかでいろんな情報が入ってくるので、迷いが出てくる。自分がやりたいことを本気でやれるように、俺で良ければ伝えてあげたいな」と、若者たちへの支援も継続していく構えを見せた。

 最後にこの復帰戦に向けて「ぶっ倒します!」とシンプルに、かつパワフルな言葉を残した小澤。トーナメント準優勝のジャオスアヤイ相手にどんなインパクトを残すか。

▼小澤が高校生相手に熱のこもった講演

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