【プロボクシング】4月15日まで試合中止を決定、無観客試合は検討、絶好調の中谷潤人の世界王座戦は延期へ
JBC(日本ボクシングコミッション)は、国内開催のプロボクシングの興行の中止を、当初は3月いっぱいとしていたが、2週間延長し、4月15日まですべて中止・延期および無観客試合にすると5日、発表した。
JBCとJPBA(日本プロボクシング協会)が設置した『新型コロナウイルス対策連絡協議会』が決定した。
無観客試合の開催はプロモーターから要請があれば条件付きで検討される。条件とは「ドクター2名体制、入場は原則として選手 1 名につきスタッフライセンス保持者4名まで(ただし1ジム最大8名まで)」などがある。
4月2日に後楽園ホールにて予定されていた東日本新人王予選は5日に変更し、無観客で同会場にて行われる。
4月4日に後楽園ホールにて行われる予定だった『WBO世界フライ級王座決定戦』の中谷潤人(22歳=M.T/同級3位)vsジーメル・マグラモ(25=比/同級1位)も延期か無観客となるが、プロボクシング、特に世界戦は開催費や相応のファイトマネーなどからチケットの売り上げが重要となるため、今のところ延期という見方が強い。
中谷が所属するMTボクシングジムに問い合わせると「延期や無観客の判断はプロモーターが判断するため当ジムでは今のところ回答できない」とし、現在、王座奪取を目指し今週日曜日からアメリカでキャンプを張る中谷について聞くと「体もしっかり作り、コンスタントにスパーリングをやっていて、試合がどうなろうと対応できるほどいい状態。しかし、長期の延期になれば、その時期に合わせまたコンディションを作り直す必要がある」と回答。絶好調なだけに延期となれば残念だが、どうなろうと対応できるとジム側から力強い言葉を聞くことができた。
なお、4月16日以降の試合については設置された『新型コロナウイルス対策連絡協議会』が状況を踏まえ13日に再度検討される。
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