【Krush】3連敗の大泉翔「勝たないと嫁が実家に帰ってしまう」対するは闘うエステ社長「KO勝利でお得なキャンペーン」
4月25日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.113』の対戦カードが発表された。
スーパーライト級の一戦で、元ボクサーの大泉翔(28=昇龍會)vs”闘うエステ社長”斉藤雄太(33=K-1ジム五反田チームキングス)の異色対決が実現した。
大泉は元プロボクシング西日本新人王の経歴を引っさげ、昨年4月にキックボクシングに参戦。しかし木村ミノルなど強敵相手に3連敗してしまい、今回はウェルター級からボクシング時代の適正階級であったスーパーライト級へ階級を下げて臨む。
一方の斉藤はK-1グループ8戦のうち、判定決着は1戦だけという”勝っても負けてもKO決着男”。”闘うエステ社長”としてエステサロン経営者の顔も持つ。「琥珀」という店舗名で、麻布十番と恵比寿という好立地に店を構えるやり手だ。
大泉は開口一番「去年は悪夢の1年でした。そろそろ勝たんと、嫁に実家帰る言われてるんで、すみませんけど倒させてもらいます」と独特な意気込み。対戦相手の斉藤については「攻撃的なハードヒッター。そして、フラッシュバック(堀井翼の代名詞)犠牲者第一号ってイメージですかね(斉藤は昨年3月堀井翼にKO負け)」としゃあしゃあと答える。
対する斉藤も負けじと、大泉の印象を「計量の時に、衝撃的なエッチなビキニを履きながら翔タイム!って言ってる人です」と特に強さとは関係ないイメージを答えた。
試合の展開を問われると大泉は「中村プロデューサーは”浪速の猛獣”と(キャッチコピーを)つけてくれてますが、周りには『お前は柴犬だ』と言われます。僕の目標であるメルヴィン・マヌーフのようなえげつない戦い方をして暴れたい」と理想を語る。
一方、斉藤は「自分は倒し倒されの戦いで、ほとんどの試合がKO決着ですが、本当は(攻撃を)もらいたくないんです。今回こそはもらわずに自分だけ当てる試合にしたいな」と、大泉とは咬み合わなさそうな予感を漂わせる。
また、妻が実家に帰ってしまう、という背水の陣で臨む大泉に対して斉藤は「今回は謝って、実家に帰らないでくれと説得して、僕の次の試合に賭けてもらえれば」と脱力的なアドバイス。
すると大泉は斉藤の言葉をさえぎって「鬼嫁なんで。よくハイキックとかもらうんで。福井県なんで、迎えに行くの大変なんで。すみませんけど倒れてください」と早口で切実な状況を訴えかけた。
斉藤はエステ社長として、今回のコロナウイルス騒動ではバタバタかと思いきや「しっかり集客も対策もしていて、おかげさまで問題ない。試合の練習にも専念できます」と影響は少ないようだ。「ぜひ来てください」とアピールをはじめた斉藤に、またも大泉がさえぎって「僕も5月に『翔タイムジム』をオープンするのでお願いします」とかぶせるように宣伝。
経営者対決となるかと思いきや、大泉は「僕は雇われなんで…」と遠慮がちに付け加えた。
最後に斉藤は「KO勝ちしたらお得なキャンペーンを打ちます」とその場の勢いで決めたと思われる、太っ腹な宣言をしてみせた。
一方の大泉は「65kgまで落としてスピードを活かせるかな。新しい大泉翔を楽しみにしてください。ヨンテンニーゴー、翔タイム!」と、サタデーナイトフィーバーばりに指を突き上げてコールしたが、会場からは特に何の反応もなく「スベったかな、また…」とつぶやき会場を後にした。
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