【K-1】無敗の金子晃大「見切ったら倒しに行く」と玖村将史をKO予告、目指すは武居のベルト
3月22日(日)さいたまスーパーアリーナ(メインアリーナ)で開催される『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN ~K’FESTA.3~』。本大会で「スーパーファイト/K-1スーパー・バンタム級/3分3R・延長1R」にて玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する金子晃大(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が、11日公開練習を行った。
金子は2Rのシャドーでたっぷりと体を温めた後、2分間のミット打ちを披露。金子の出稽古先であるIDEAL GYMの渡辺理想会長が持つミットへ、次々と高速のコンビネーションを打ち込んでいく。時折渡辺会長から繰り出される反撃にも対応し、本番さながらに熱のこもった公開練習となった。
金子は2018年6月に軍司泰斗を下し無敗でKrushバンタム級王座を獲得。続く10月には隼也ウィラサクレックをKOで下し初防衛を果たした。同12月には早くも王座を返上しスーパー・バンタム級への転向を発表すると、玖村修平、林勇汰を連続撃破し、9戦無敗(4KO)のまま2度目のK’FESTAへの出場を決めた。
今回対戦する玖村将史とは昨年11月のKrush大阪大会での対戦オファーもあったが「8月の試合内容に納得がいかないから」と出場を辞退。今回改めて玖村との対戦がK’FESTAの舞台で実現することに「人もいっぱいいるので、そういう中でやりたい」と、注目の日本人対決にふさわしい舞台を選んだことを明かした。
今年の頭にはタイの名門ジム・ペッティンディーアカデミーへの武者修行を行った金子。「タイ人と練習し、日本人にはないものを感じて、勉強になった」と手ごたえのある練習を行えた模様。その中で「タイ人だから合わせるよりも、自分の動きをしたほうがいい」と、自らのスタイルを追求していく構えをより強固にできたと語った。
ここまで9戦無敗と快進撃を続ける金子に向け、対戦相手の玖村は「金子幻想を打ち砕く」と明言した。これに対し金子は「自分がトップに立っていないので、そこはそんなに気にしていない」と、他人からの評価は気にしない様子。「そこは試合で見てもらえれば」と、あくまで試合の結果で語るという構えは崩さない。
今後のターゲットとなるのは第2代K-1 WORLD GPスーパー・バンタム級王者・武居由樹。かねてより金子自身「武居君のベルトを狙える日本人は僕か玖村君くらい」と明言しており、今回の玖村戦は”武居への挑戦権”を懸けた一戦ともいえる。
勝ち方も問われる一戦であるが、金子は「きれいにKOで勝って、次はタイトルマッチをやりたい」とはっきりと武居戦を意識。誰もが納得する形で武居へ挑戦するためにも「ある程度見切ったら倒しに行く」と、圧倒的な勝利を目指すと語った。
玖村だけでなく、武居に対しても「スピードもパワーも負けない。全体的にレベルを上げていって、これだけは負けないというよりも、全部で勝っていきたい」と自信を見せた金子。日本人同士のスピードスター対決を制し、王者・武居への挑戦権を勝ち取ることができるか。
☆3.22 K’FESTAの対戦カード、イベント日程はこちら
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