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【K-1】武尊「片っ端から世界王者を倒していく」=3.22 K-1 & ISKA タイトル戦

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2020/03/07(土)UP

カリスマ武尊がさいたまの大舞台に上がる

 3月22日(日)さいたまスーパーアリーナで開催される『K’FESTA.3』で、ISKA世界ライト級(-61kg)王者アダム・ブアフフ(29=モロッコ)との『【フュディアルクリエーション Presents】K-1 WORLD GP&ISKAダブルタイトルマッチ』に挑む、第4代K-1WORLD GP スーパー・フェザー級王者・武尊(28=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が3月7日(土)所属ジムにて公開練習を行った。

 武尊は公開練習で力強いミット打ちをマスコミ陣の前で披露した。その後の取材では「過去にK’FESTAは全部メインで試合やってきていて全部KOしているので、メインイベントしっかりKOで勝ちたいです」と語るように、観客の臨むKOを見せると意気込んだ。

バックスピンキックを蹴る武尊(右)

 取材の後半に武尊が自身の若手時代の頃と現在の違いや今後の展望について語った。若い頃と現在では「頭使えるようになりました」というように試合の中で考えて戦えるようになった。しかし、考えずに感覚で打ち抜くパンチも大切にしていきたいという思いもあるため、“感覚で打つパンチ”と“考えて打つパンチ“の融合がポイントになるという。

 その融合を見せることができれば「効率的に余計な攻撃を貰わずに勝てる」と自身の目指す戦い方に近づくと考えている。これまでK-1の1DAYトーナメントで、あまりパンチを貰わず優勝している武尊だが、無傷で勝つ戦いを見せてくれそうだ。

K-1で3本目のベルトを巻いた武尊、覚悟を持ってK-1を背負ってきた

 武尊は現在28歳で、年齢的にも「進歩が止まっちゃうという心配はある」と語るように、自身の伸び代に不安要素もある。だが、今年に入って練習面や自身の実力に関して「まだこんなに伸びるんだなと感じて、それを今回試せたらいいな」とまだまだ、高いレベルに進化した自分を見せつける構えだ。

 今後、武尊が現役中に成し遂げたいのは「立ち技格闘技界の統一」だ。「片っ端から世界チャンピオン倒していくために、K-1のベルトを懸けろって言われるなら懸けるし、アウェイだろうが日本だろうが全員現役中にぶっ倒して格闘技界を統一するのが目標。片っ端から世界チャンピオン倒していきます」と意思は固い。

武尊が未来に向けて意思表示

 さらに「中心みたいな団体がないといけない。僕はK-1がその中心になる団体にしたい。みんながK-1を憧れの舞台として集まってきて一番を決めないといけないと思う」とK-1が世界一を決める団体にしていく覚悟を示す。

 そのために海外進出もいとわないという武尊は、今回のダブルタイトルマッチで「K-1チャンピオンとして世界中のチャンピオンを倒していきたくて、こうして組んでもらえたので、K-1王者として、メインイベントをKOで締めたいと思います」と強い決意を示した。

☆3.22 K’FESTAの対戦カード、イベント日程はこちら

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