2020/03/17（火）UP
（最終更新：2022/11/22 17:41）

破壊力のある蹴りを入れる安保(C)K-1

　3月22日（日）さいたまスーパーアリーナで開催される“K-1年間最大のビッグマッチ”『K’FESTA.3』。
　K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチで、挑戦者・不可思（28＝クロスポイント吉祥寺）と対戦する王者・安保瑠輝也（24=team ALL-WIN）が公開練習を行った。

　安保は左右にスイッチしながら、二段蹴りをはじめとする破壊力満点の蹴り技で相手をなぎ倒し活躍。
　昨年6月のK-1両国大会でゲーオ・ウィラサクレックに延長判定で勝利してタイトルを獲得し、12月の名古屋大会のダイレクトリマッチでも、延長の末ゲーオを退けて初防衛に成功した。

(C)K-1

　挑戦者の不可思はKNOCK OUTやレベルスをはじめとする団体でベルトを獲得した後、昨年6月のK-1両国大会に電撃参戦。佐々木大蔵に敗れたが、その後10月のKrushでは堀井翼に、12月のK-1名古屋大会では大和哲也にKO勝利を収め今回のチャンスを得た。

　安保は挑戦者・不可思について「スーパーライト級のチャンピオンとしての仕事ができる相手」と評価。1月の記者会見では「不可思選手、大チャンスですね。頑張ってください」と余裕とも取れる発言をしていたが「余裕とは思っていない」と油断は無い。

　試合が決まると相手選手を分析するという安保は、今回パワー、スピード、テクニック、フィジカル、メンタル、5つの要素を5点満点で評価・採点。

　不可思について「パワーは山崎（秀晃）選手の方が強そうなのでたぶん3。テクニックもゲーオや佐々木選手の方が上だから3。スピードは普通より遅いから2。フィジカルはそこそこ強いから4」と細部に渡り評価し、一番の警戒部分は「メンタル」だと分析している。

豪快KO勝利する安保。今回は”デモリッション（破壊）マン”の異名通りの防衛を果たせるか

　不可思の顔面が流血に染まった佐々木戦や、剛腕の大和相手にも前へ出続ける姿勢を評価したのかと思いきや、その理由は昨年ABEMAで企画されたドッキリ番組にあったようで「ドッキリを仕掛けられても動じなかった。メンタルは星5つ超えてるな、やばいなと。そこだけは警戒してますね」と笑いながら解説。
　武尊が仕掛けた、”不可思の巨乳好きを検証する”企画での不可思の態度を評価したようだ。

　最後に今回の意気込みとして「チャンピオンではあるんですけど、チャンピオンとしての仕事が出来ていないと自分でも思っているので自分の仕事をしっかりやる。K-1王者としてK-1の強さを見せつける」と締めくくった。

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●安保が高評価した、武尊が仕掛け人の不可思ドッキリ企画