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K-1創始者・石井和義館長 ”志村けんさんの礼儀に負けた” 追悼メッセージ

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2020/04/01(水)UP

石井和義 正道会館館長

 K-1創始者で、空手の正道会館・石井和義館長(66)が31日、自身のツイッターを更新。3月29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため70歳で亡くなった志村さんを偲ぶエピソードを記した。

 石井館長が麻布十番の小さな家庭料理店内でのエピソードを語り「どうも志村です」と挨拶されたという。その光景は至極当たり前のようだが、石井館長にとっては「初対面で先に挨拶されて参った、僕の負けである」と語る。 

石井館長が原作の女子空手家の漫画「どるから」。現在作家としても空手の普及に務める

 空手家、武道家ゆえにそう感じられたのだろう。武道は礼に始まり、礼に終わる。また挨拶は自分から、と教えられるが、全て完璧には難しい。相手が自分のことを知らない場合だってあり挨拶を躊躇することもある。挨拶しようかと思っている時に向こうから挨拶されることもある。

 石井館長は続けて「僕には初めてのお店だったが、志村さんは常連だったらしい。挨拶で人間性が分かる、良い人過ぎるほど良い人だった」と振り返った。武道でも一般社会でも、相手が先輩、後輩、立場関係なく気持ちのいい挨拶をしていきたいところだ。
 そして最後に「芸能人で再会したいと思った貴重のお方でした。残念でならない。合掌」と志村さんを偲んだ。

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