ホイス・グレイシーが世界に向けオンライン柔術指導、キレのあるスパーも披露(動画あり)
1993年に行われた第1回UFCの勝者であり、世界にブラジリアン柔術を知らしめる役割を果たしたホイス・グレイシーが日本時間16日、オンラインでのセミナーを開催した。
UFCを皮切りにPRIDE、Dynamaite!!といった舞台で活躍したホイスだが、現在までで最後のMMAファイトとなるのが2016年2月、49歳の時にベラトールで行ったケン・シャムロックとの一戦(1R、ホイスがヒザ蹴りからのパウンドでTKO勝ち)。今回は自身が戦い、息子のコンリーも参戦する縁深いベラトールのオフィシャルSNSなどでセミナーを配信した。
現在、世界的に新型コロナウイルスで外出が制限されている中、各国で柔術を習う人たちにとって、ホイスから自宅で柔術が習えるとは嬉しい限り。
父エリオ・グレイシーのポスターが貼られた自宅と思われるスペースに現れたホイスは、自身の娘を受け役に様々な護身術を披露。相手に手首を握られた時、肩を掴まれた時、髪や首を掴まれた時、相手が殴り掛かってきた時の対処法といったグレイシー柔術の根幹を成すセルフディフェンスを解説していく。
受け手が息子に交代すると、両手で首を絞めに来た相手に対し縦ヒジのように打撃を見舞ってヘッドロックからの首投げ、襟を掴んできた相手への対処、胸を押してきた相手の手首を取って極める方法などを実演。オンラインセミナーならではの、寄せられる質問に回答しながらのレクチャーを続けた。
また、体格で勝る相手と戦う場合の例として2004年大晦日の曙戦を挙げ、ガードワークで足を使ってパンチを入れられないように距離を取り、オモプラッタから手首固めといった連係も披露した。
最後は息子たちとスパーにおよび、現役ベラトールファイターのコンリーとは立ち技から白熱の攻防を展開。投げを決め、パスして腕十字を狙うなど53歳とは思えないキレある動きを見せていた。
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