【UFC】元RIZIN王者・プロハースカのデビュー戦が決定か、UFCタイトル戦歴あるストライカーと激突
元RIZINライトヘビー級王者イリー・プロハースカ(チェコ)のUFC一戦目が決定したようだ。
海外MMAニュースサイト『MMA JUNKIE』の記事が報じている。
プロハースカのUFCデビューの相手と目されているのは、UFC世界ライトヘビー級ランキング6位ヴォルカン・オーズデミア(スイス)。
『MMA JUNKIE』ではオーズデミアにインタビューしており、「UFCはイリー・プロハースカ戦のオファーをしてきて、私は口頭で受け入れたよ」と言う。まだ正式なものではなく、契約自体はもっと後になるだろうと語る。
プロハースカはRIZINに、15年の年末に行われたヘビー級GPに初参戦。準優勝の後、連勝を続け、19年4月のRIZINライトヘビー級タイトルマッチでは見事KO勝利で初代王者の栄冠を勝ち取った。RIZIN10勝のうち、実に8勝が1RKO勝利という強打者。この実績から、今年1月にUFCと契約したことを発表した。
相手と目されるオーズデミアはキックボクシングをバックボーンに持つストライカーで、18年1月に当時の王者ダニエル・コーミエに挑戦した経験も持つ(オーズデミアの2R KO負け)強豪だ。その後も連敗していたが、直近は2連勝で勢いを取り戻している。
こちらも15勝うち12勝がKO勝利と強打の持ち主だ。
インタビューでは、この一戦が組まれるであろう大会は、8月のアイルランド・ダブリンとのことだが、新型コロナウイルスの影響で開催は難しいのではないかとされている。しかしオーズデミアは、ダナ・ホワイトUFC代表がたびたび口にしている”ファイト・アイランド”で行われることを期待していると言う。
現状、UFCの次回大会も開催が不明瞭な現状だが、プロハースカのデビュー戦は”ファイト・アイランド”での無観客試合となるかもしれない。続報に注視したい。
プロハースカの住むチェコは3月半ばから非常事態宣言が出されており、現在も外出等が制限されている。プロハースカはSNSで、”ホームオフィス”と題して自宅でのサンドバッグ練習などの動画を投稿。また、世界中の共通ミッションである”StayHome”をもじったであろう”Stay ActionMan Forever”(絶えず動き続ける男)というオリジナルのタグを作成。トレーニングはもちろん、湖で水上スキーをする写真なども載せ、元気に動き続けている様子をアップしている。
さらに強くなった”アクションマン”プロハースカ姿をUFCで期待したい。ストライカー、オーズデミアに勝利なるか。
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