【ONE】元UFC王者エディ・アルバレス「ベルトを巻く人間は誰でも標的」3本目の世界ベルト狙う
ONEチャンピオンシップ(以下、ONE)ライト級の強豪エディ・アルバレス(アメリカ)が、3団体目となる同級世界王座を狙い、タイトル戦を熱望している。
アルバレスは2006年にMARS、08年からはDREAMに参戦して数々の名勝負を残した、日本でも人気の高い選手。09年からベラトール、14年にはUFCに進出し、それぞれでライト級世界王座を戴冠、昨年ONEへ電撃参戦した。デビュー戦となった3月の両国大会ではロシアのティモフィ・ナシューヒンにKO負けも、8月に元ONEライト級世界王者のエドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)に一本勝ちし完全復活。しかし、その後は負傷により欠場を余儀なくされていた。
今年5月のフィリピン・マニラ大会では、KO量産の強打者サイード・フセイン・アサラナリエフ(トルコ)と、現ONEライト級世界王者クリスチャン・リー(シンガポール)の持つ王座への挑戦権をかけて対戦予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期となった。
この試合の準備をしていたアルバレスは「私は王者だ。常にそう考えている。過去どこに行っても、王者を倒してきた。ONEチャンピオンシップの“最強”は自分だと思っている選手は、誰でも相手をしてやる。(ONEライト級世界王者の) クリスチャン・リーと今すぐに戦いたい。腰にベルトを巻く人間は誰でも自分の標的だ。もしタイトル戦の前に倒すべき相手がいるのならば、その相手と戦ってもいい」と、王座奪取へ意欲を見せる。
コロナ禍の中でも、強豪ひしめくライト級のタイトル戦線を見据えてトレーニングしてきたアルバレスは、単独練習ではバランスやポジショニングといった戦うための基礎をやり込むという。「安定した正しい姿勢で25分間(タイトルマッチのフルラウンド時間を想定)を動き、無駄に疲れず、集中力を切らさない。そういった練習は思っている以上に難しい。自分の戦いを見直す意味でも、全てのファイターにオススメするよ」と語った。
最後に「起きる事全てには必ず理由がある。私たちはこの状況をきっかけに、物事をより良い視点で見ていく必要があると思う」と前向きにコメントした。
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