【RISE】原口健飛、“ジム通いは週7回”鍛えた体幹と三日月蹴りでKO宣言=公開練習
7月12日(日)に開催されるRISE初のテレビマッチ『RISE on ABEMA』に出場する、RISEライト級王者・原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)が、7月5日(日)に大阪・山口道場にてオンラインで公開練習を行い、その後の取材に応じた。
今回、原口は回転蹴りを得意とする在日ファイターのヴィクトー・トファネリ(ブラジリアンタイ)と対戦する。公開練習では、軽快な動きから自身の得意な蹴り技を中心にシャドーを披露。その後、ミット打ちではコンパクトなパンチのコンビネーションからスピード感のある左ミドルを叩き込んだ。
「契約体重も67kgなので、(そこまで体重を)下げてないですね。疲労も良い感じに抜けて来ているので、特に別に変わったことはない」と順調ぶりをうかがわせる原口。本来より4kgほど重い67kgでの戦いにも「70kgくらいまでだったら問題ないかな」と気にしていない様子だ。
ABEMA公式YouTubeの動画で原口は、トファネリについて、RISEワールドシリーズの1回戦(今年の4月開催予定だったが新型コロナ影響で延期)で対戦する予定だったチャド・コリンズと重ね合わせ、“仮想コリンズ”とも語っていた。
改めてトファネリについて聞かれると、以前から知っている選手だと話し、トファネリ自慢の回転系の技にも「回転蹴りに回転蹴りを合わせるか、回転蹴りを出させる前に倒してやろうかなと」と、全く恐れはない。
原口が自粛期間中に磨いてきた技としては“三日月蹴り”がある。三日月蹴りとは、相手のボディに、足の指を立てて蹴る技。原口はこの攻撃を得意にしていて、19年3月のミゲール・マルティネス戦では、1Rに三日月蹴り一発でKO勝利している。
「三日月蹴りと体幹を鍛えて来ました。(自分の攻撃は)どんな角度からでも当たれば倒せると思うので、ボディを効かせてから、2段蹴りとかパンチで行ってもいいかな。全部の技で倒せる」と自信満々だ。ミゲール戦のような勝ち方も「全然あり得ます」とも語る。
コリンズ戦の延期もあったが「トファネリ選手と(今回は)やるけど、目標は打倒チャド」とターゲットは変わらず。
原口は、週7回もジムに通っており、ベンチプレスを中心にトレーニングに励んでいる。今年1月のRISEライト級王座決定戦で、秀樹を沈めたカウンターフックも「1発の出力、(ベンチプレスで)0から100に上げる力が、パンチに無意識に出た」と成果を実感している。
この先に見据えるコリンズとの戦いでも「チャドは大きい選手で筋肉、体幹も負けていると思ってるので、肉体改造して体の質で勝ってやろうかな」と決戦までに体作りを欠かさず行っていくという。
現在は普段の体重が65kgから66kgだが、コリンズ戦までに68kgにする予定だと話した。
同大会に出場し、小川翔と対戦する白鳥大珠については「王子(白鳥のこと)には負けて欲しくないです。きっちり倒して欲しいです。今回は応援してます。予想は勝つと思うけど、倒せるかは分からないです。倒したら凄いなって思います」と将来の対戦も見据えるライバルにエールを送った。
今年、開催されるワールドシリーズに向けても負けられない一戦を迎える原口、テレビマッチでどんな試合を見せるか。
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