【Krush】菅原美優、決勝進出も試合内容に反省しきり、涙ながらに「次はやりきる試合に」
7月21日(火)東京・後楽園ホールで開催された『Krush.115』の一夜明け会見が、22日(水)都内にて行われた。
第6試合の[第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント準決勝 3分3R・延長1R]で優(北斗会館押上道場)を判定3-0で下して、MOEとの決勝戦に出場を決めた、菅原美優(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)が会見に出席した。
菅原は「昨日は声援ありがとうございました。対戦してくださった優選手、昨日まで指導してくださったシルバーウルフの方々、働きながら格闘技をやらせてくれる環境を作ってくれた会社や家族にも感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝の意を述べる。
フルマークの勝利で、練習で取り組んできたことが試合に出た部分もあったというが「結構落ち込んでいる試合で、バッティングが多くなってしまった。アマチュアの時から自分は背が高いほうで、女子の選手ってパンチでバーっとくる選手が多いので、顔のあたりに潜り込まれてくるのが凄い嫌で、潜り返してしまう癖があって、そういうのがちょっと出てしまった」というように、課題の残る試合になってしまった。
試合では以前にも増して、得意な足技の殺傷能力に磨きがかかっていたようにも見えた菅原。決勝戦に向けては「やっとやりたいスタイルを見つけて試合に挑んだので、それをもっと完璧にするというか、しっかり決勝戦まで仕上げていくっていう感じです」とさらに自身の戦い方を確立させていく予定だ。
決勝戦で対戦するMOEについては「パンチとか蹴りとかバランスが良くて、全体的に上手な選手っていうイメージ。パワーはそんなにないのかな」という印象を持ったようだ。
Krushのタイトル獲得のチャンスが巡ってきたことには「せっかくチャンスが来たので、獲れるところはしっかり獲っていきたい。残りの期間しっかり練習して仕上げたいなって思っています」と、残りの時間で美容師と両立させながら、練習に取り組んでいくつもりだ。
菅原の顔面は、これまでのキャリアで一番といえるほど、バッティングで腫れ上がっていた。「顔が痛くて寝れなくて、(朝起きて)凄え顔だなって思って(笑)。優選手のおでこも凄く腫らしてしまい、自分がもっとボクシングスキルがあったら、あんな中で(接近して)戦わないので、こんなことにはならなかった」と反省しきりだ。
今日は仕事の休みをとったという菅原は「明日からがんばります」と話し、「次はちゃんとやりきる試合ができるように一生懸命がんばるので、応援よろしくお願いします」と涙ながらに次戦に向けての意気込みを語った。
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