2020/08/29（土）UP
（最終更新：2021/01/19 16:00）

舌戦を繰り広げ続けた龍聖（右）と千羽（左）の決着はいよいよ明日のリングで

　8月30日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.65』の前日計量が29日都内にて行われた。

　第4試合 57.5kg級 3分3回戦に出場する千羽裕樹（スクランブル渋谷）、龍聖（TRY HARD GYM）ともに57.40kgで計量をパス。明日の対戦にコマを進めた。

　両者は対戦決定の記者会見以降、SNSを通じて舌戦を繰り広げていた。龍聖が「レベルが違い過ぎる」と挑発すれば、受ける千羽も「生意気なクソガキ」と応戦していた。

千羽と龍聖ともにKO宣言

　計量後の記者会見においても千羽の印象を問われた龍聖が「紅ショウガ」と、髪を真っ赤に染め上げた千羽を挑発。「明日は自分が倒して勝って盛り上げます」とKO勝利で大会に花を添える構えを見せる。

　対する千羽も「自分が普通通りやれば倒して勝てると思っています」と一歩も引く様子は見せない。終始挑発を続ける龍聖に対し「相変わらずムカつく顔してるので倒してやろうと思います」と、試合での完全決着を見せる構えだ。

勝利後のマイクを予告した白幡（右）を、レベルスの門番・濱田が迎え撃つ

　また、第5試合 52kg級 3分3回戦に出場する濱田巧（team AKATSUKI）と白幡裕星（橋本道場）が計量に臨み、濱田が51.9kg、白幡が51.85kgでともにリミットの52kgをパスした。

　濱田は当初今年4月24日に予定されていたレベルスで心直（REON Fighting Sports Gym）と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により中止に。延期先の5月も中止となり、対戦相手が白幡になった上で8月大会出場が決定している。

　濱田は「4月5月と試合が流れちゃったので、明日は思い切り暴れたい」と昨年12月以来の試合出場に意欲。「若くて勢いがある」と評価する白幡に対し「自分らしい戦い方をして勝ちたい」と勝利を誓った。

　対する白幡は今年2月に老沼隆斗（STRUGGLE）に敗戦して以来のレベルス参戦。濱田の印象を「スタミナが凄い選手」と評価し「僕は気持ちで対抗したい」と真っ向勝負の構え。「明日勝って、ひとつ言いたいことがある」と予告した。

“吉祥寺のレミーボンヤスキー”井樋（左）と遅咲きのルーキー・斧田（右）が第1試合を盛り上げる

　第1試合 60kg級 3分3回戦に出場する井樋大介（クロスポイント吉祥寺）、斧田雅寛（KIBAマーシャルアーツクラブ）は、ともに計量で59.5kgとなり、リミットの60kgをパスした。

　井樋は2試合連続で飛びヒザ蹴りによるKO勝利を飾り「吉祥寺のレミーボンヤスキー」の異名を持つホープ。「大会に火をつけるようなKOを見せます。必殺技を用意しています」とKO宣言。またもや飛びヒザ蹴りが炸裂するのか、新たな技を見せるのか期待が高まる。

　対する斧田はタイでの試合経験を持ち、30歳を超えてからキックのプロデビューを果たした遅咲きのホープ。「同年代でやりたいことをできない人たちの力になれるように、勝利をつなげていきたい」とコメント。「KOという結果を残して会場を盛り上げたい」とこちらもKO宣言を返している。

＜計量結果＞
▼第5試合　52kg級　3分3回戦（延長なし）　REDルール
濱田　巧（team AKATSUKI）　→51.90kg
vs
白幡裕星（橋本道場/MuaythaiOpenスーパーフライ級王者）　→51.85kg

▼第4試合　57.5kg級　3分3回戦（延長なし）　BLACKルール
千羽裕樹（スクランブル渋谷）　→57.40kg
vs
龍聖（TRY HARD GYM）　→57.40kg

▼第1試合　60kg級　3分3回戦（延長なし）　BLACKルール
井樋大介（クロスポイント吉祥寺）　→59.50kg
vs
斧田雅寛（KIBAマーシャルアーツクラブ）　→59.50kg

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