【K-1】KOで新王者の山崎秀晃“引退覚悟で挑んだ”=試合後コメント
9月22日(火・祝)、エディオンアリーナ大阪にて行われた『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1秋の大阪決戦~』で安保瑠輝也(24=team ALL-WIN)に1R 1分19秒、KO勝利しK-1 WORLD GPスーパー・ライト級新王者となった山崎秀晃(33=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が試合後、記者会見を行った。
安保vs山崎の一戦は2018年の年間ベストバウト賞を獲得し、今回が2度目の対戦。戦前から激闘を予告していた両者の予想どおり、1R開始早々に山崎が左右フックの連打からダウンを奪取。最後は山崎の強烈なカウンターの左フックが飛びヒザを繰り出した安保に炸裂し、山崎がKOでリベンジ成功を果たすとともに悲願の王座獲得を成した。
ベルトを腰に巻いたまま会見場に姿を表した山崎に試合の感想を聞くと、「結果、こうしてKOで勝てたというのが、自分が格闘技の華はKOだと言っていたようにしっかり締められたというのは、すごく嬉しい気持ち。タイトルマッチという試合でベルトを獲得できて、仲間と分かち合えたというのは最高の気持ちです」と、喜びのコメント。
1Rの早期決着となったが特別な作戦はなく、山崎自身の長年の経験をもとに、臨機応援にその経験値を出すことで、ベストな自分で戦えると信じてやりきった様子。
戦前から強気な発言が目立った安保については「選手としてリスペクトしています」としながらも、内心はフツフツとこみ上げる怒りを抑えていたと心境を告白。しかし、ゲーオ・ウィラサクレックをはじめとする名だたる選手と戦ってきた戦績、そして王座防衛も果たした強い選手という印象は今も変わらないと話す。
「負けたら最後、これで引退しようと思っていました」と、引退を賭けて臨んだ覚悟の一戦に勝利した山崎。そこから一転、今度は自身が理想とする「最強」のチャンピオン像に向かい、改めて険しい道を進むことになる。「どんなチャレンジャーでも“ゴールデン・フィスト”でなぎ倒せるようなチャンピオンになっていきたい」とし、次戦では過去に敗れたゲーオを相手に試合をしたいと今後の展望を語った。
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