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【RISE】謎の怪女sasori「笑うと残虐性が増す」百花はベンチ100キロ上げの強豪相手に「スピードで上回る」=女子47.6kgT

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2020/09/27(日)UP

RISEトーナメントに出場するミネルヴァ王者の3選手。左から百花、sasori、Ayaka

 10月11日(日)に神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RISE DEAD OR ALIVE 2020 Yokohama』では、女子-47.6kg契約の8人制トーナメント『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』の一回戦が行われる。

 参戦選手のうち、NJKFの女子部門である『ミネルヴァ』からは3人の王者が参戦する。
 うちライトフライ級(-48.99kg)王者sasori(テツジム)、アトム級(-46.26kg)王者・百花(魁塾)がオンライン公開練習を行った。

◆寺山日葵を追いつめたsasoriスマイル、出ると残虐性がアップか

公開練習で左ストレートを披露するsasori

 追い足で的確にストレートを打ち抜くミット打ちを見せたsasori。インタビューではいつものように、通訳(兼トレーナー)を介して質問に答えた。

 sasori一回戦の相手は、sasoriがかつてシュートボクシング(SB)の舞台で勝利したことのあるSB日本女子ミニマム級王者・女神だったが、ケガにより欠場。代替選手として、元極真王者・平岡琴(TRY HARD GYM)に決定した。

 2週間前の対戦相手変更にも「誰が相手でもいつもと同じことをするだけ」と冷徹に動じない。平岡の印象については「強豪たちとしのぎを削る、経験豊富な素晴らしいファイターだと思っています」と当たり障りなく答える。

怒涛の突進パンチで寺山の顔面にフックを入れるsasori

 sasoriは今年の7月大会、RISE QUEENミニフライ級王者・寺山日葵との一戦で名を上げた。延長判定負けながら、寺山を鋭いストレートで追い詰め、蹴られてもニヤリとした笑みを崩さず突き進む異様なスタイルが、ネットで話題となったのだ。
 マスクの奥で今日の公開練習でも薄く笑っていた様子のあるsasori。ジムの練習でも「自分では気付いてないみたいですけど、ジムの皆さん恐れてます」とsasoriスマイルで練習生たちをもビビらせているのだという。

 笑う理由について、通訳は「キン肉マンのウォーズマンみたいな」と説明する。要はsasoriスマイルが出ると残虐性が増すということらしい。

謎の多いsasoriと通訳(右)

 一歩も引かずプレッシャーをかけ続けるスタイルも話題になったが、圧力の強さの源は「特にないが、小学生の時に女相撲をしていた」と答える。
 しかし、その後のやり取りからどうやら「嘘」だということが判明。虚実を織り交ぜ、相手を撹乱させる戦略か。めげずに強さの秘密を問い詰めると、ようやく「ハートだ」とまともな答えが返ってきた。

 謎の多いsasori(と通訳)だが、キックボクシングを始めた年齢は、若手ファイターたちに比べると遅かったという情報も。
 そんなsasoriにとって、キックボクシングは人生の中で「コーヒーのクリープだ」と言う。sasoriにとって人を殴れない人生は、クリープを入れないコーヒーと同じとのこと。今回もsasoriの人生を賭けた残虐ファイトが見られそうだ。

◆百花、”ベンチ100kg”空道王者との激闘を約束「ミネルヴァなめたらあかんで」

公開練習でシャドーを披露する百花

 百花は公開練習で、サークリングのステップを使いながら、サイドに回ってはミドル、パンチと繰り出すシャドーを披露。ミット打ちでも軽快なリズムを踏みながら、様々な角度からパンチを打ち込んでいった。

 百花の相手は、元空道王者・大倉萌(23=大道塾吉祥寺支部)。大倉はプロ経験は浅いながら、ハーフデッドリフト300kg、ベンチプレス100kgを挙げるというスーパーフィジカルの持ち主だ。

 大倉について百花は「あまり詳細がわからないので、対策は”バッチリ”ではない」としながらも「自分の持てるものを全部出したら、負けるとは思っていない。軽量級ならではのスピードと回転力で上回る」と落ち着いて答える。大倉のプロデビューは今年1月、いきなりの大抜擢だが百花は「アマチュアでも強い子は強い。強いからトーナメントに出てきている」と油断はない。

那須川天心の妹・梨々に強烈ローキックを蹴りこむ百花=18年11月

 隣の枠にはAyaka、反対ブロックにはsasoriがおり、ミネルヴァ勢が勝ち進むと食い合うことになる。百花は「(準決勝は)RISEクイーンの紅絹選手と戦いたい。決勝は日葵ちゃんが上がってくるかも」と答え、ミネルヴァ対決はあまりやりたくないようだ。

 今回の大舞台では「前に行くスタイルなんで、バチバチ、ガンガン行く気持ちを見てほしい。格闘技に興味なかった人にも興味を持ってもらえるような、インパクトある試合をします。ミネルヴァなめたらあかんで」と激闘を約束した。

 

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