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【RISE】猛牛王者・紅絹、AyakaのボディKO宣言に「私の内臓には達しない」

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2020/10/06(火)UP

牛の着ぐるみでミットを打つ紅絹

 10月11日(日)に神奈川・ぴあアリーナMMにて開催される『RISE DEAD OR ALIVE2020 Yokohama』に出場するRISE QUEENアトム級(-46kg)紅絹(36=NEXT LEVEL渋谷)が、公開練習を行なった。

 紅絹は、今大会で『RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020』(-47.6kg契約)として行われるトーナメント初戦に出場し、NJKFミネルヴァ日本ピン級(-45.36kg)王者・Ayaka(健心塾)と対戦する。勝てば、今年11月の準決勝と決勝への進出が決まる。

 牛キックボクサーを名乗る紅絹は、牛の着ぐるみを来て公開練習を行った。なおこの着ぐるみはサウナスーツとのこと。1R目はパンチミットに、前後左右への軽快なフットワークでキレのあるコンビネーションを叩き込む。
 着ぐるみは脚の部分が短く、なるほどキックは出せないのかと見ていると、2R目にはヒザ蹴りやローなども叩き込んで見せる。猛牛姉さんの異名は伊達ではないようだ。

練習後には麩菓子を頬張る

 練習後には脂質が少なく高たんぱくなエネルギー源・麩菓子を「しっかりたんぱく質とってます」と食べ、減量の順調さもアピールした。

 相手のAyakaの印象を紅絹は「反応も目もいい。コンビネーションも上手なので、自分が下だと思って挑む」と謙虚な発言。

 Ayakaはコメントで「ボディで決めたい」「ボディ狙っていくので鍛えてた方がいいですよ」と盛んにボディ狙いを宣言している。
 紅絹は「多分、伊藤紗弥選手をKOしたんで、ボディに自信を持っていると思うんですけど。30後半の女の腹を殴ったことあるのかと。こっちは積み重ねがありますからね。若くて薄い腹とは違うんですよ」と歴戦の身体に自信を持つ。
 さらに「こっちは筋肉、脂肪、筋肉、脂肪と積み重なっているので私の内蔵には達しません。胃袋も4つあるし余裕」と、すでにミルフィーユ状態の腹筋になっているのだと言う。

強烈な紅絹の右フックが、那須川妹・梨々を襲う

 試合展開については「正直勝ちに徹したら行ける気はするんですけど」と、テクニックへの自信を見せつつ「別にそれは今回やることじゃない。今回はどういう内容で勝つのかが凄く問われる。うまくポイント守って勝とうというのは1ミリもない」と注目のトーナメントにふさわしい勝負をする。

 現在36歳の紅絹だが、いまだ「成長を感じている」と言う。「身体の使い方を凄く考えてやっている。前ほど打ちっぱなしや行きっぱなしにならないようになってきた。ディフェンスの部分も、次に60戦目なので普通に打たれてたらアホになってしまう」とベテランならではの工夫で強さを向上させている。

後輩・壽美(左)も小林愛三も共に大舞台を迎える

 強くなり続けている理由は「自分を弱いと思っているので。勝った試合も自分は未だに強くないと思っているので、うまくなりたいと単純に思っています」とトーナメント最年長ながら変わらぬハングリーさで挑む。

 同門の後輩・小林愛三はRISEQUEENフライ級トーナメントの決勝を控え、壽美はK-1王者KANAとの試合が決まっている。紅絹は「今年の試合は全部勝とう、と言い合っています。今年全部勝てばネクストレベルの時代が来るのかな」とジムの女子ファイター一丸となって、それぞれの大舞台に臨む。

☆10.11 RISE 対戦カード、イベント情報はこちら

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