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【Krush】橋本実生が計量パス「何がなんでも負けられない」勝負飯は”ペペロンチーノ”=バンタム級T

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2020/10/16(金)UP

バキバキに仕上がった腹筋を見せ、計量をパスした橋本

 10月17日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.118』の前日計量&記者会見が、16日(金)都内にて行われた。

 今大会では、佐々木洵樹が返上したKrushバンタム級王座の新王者を決定するトーナメントの初戦が行われる。今大会で、一回戦の4試合を行い、勝者4人によって12月19日(土)に後楽園ホールで開催される『Krush.120』で準決勝・決勝となるワンデートーナメントを実施して、新王者が決まる。

 格闘代理戦争で、注目を浴びた橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)はリミットの53kgを100gアンダーの52.9kgで計量をパス。対する藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)も同体重で計量をクリアーした。

 橋本はサウスポーから繰り出される強烈なパンチを武器に、武尊を彷彿とさせるバチバチのスタイルで会場を沸かせている。プロデビュー後は、松本日向に2連敗を喫したが、今年3月には豊田優輝にKO勝利。さらに、同年7月には今回のトーナメントに参戦する池田幸司に判定勝利して勢いに乗る。

対する藤田も計量パス

 眼光鋭い表情で、会見に出席した橋本は「調子良いので明日試合見ていてください」とアピール。ここ2試合は、進化を見せた上で勝利を掴んでいるだけに、徐々に自信がついてきた様子だ。

 計量で対峙した藤田の印象は「いけるなって感じです」と、自身の実力を示すことができる相手だとする。橋本自身、デビューから2連敗と屈辱を味わった経験もあり「人と一緒のこと(練習)をしていたら、一緒になるので、みんなと違うことをやってきました」と、他のライバルたちと差をつけるトレーニングを実行してきたようだ。

 勝負飯を聞かれると、他の選手は肉や鰻などのパワーをつける食事を挙げたが、橋本は「パスタのペペロンチーノが好きなので、食べたいです」と、他の選手とは異なった独特な勝負飯を食べると話す。

「ばちばちに行く」と藤田は真っ向勝負宣言した

「(デビューしてから)2連敗してしまって、それでも応援して、サポートしてくれる方のためにも何がなんでも負けられないです。とりあえず1回戦でつまづいてたらいけない」とこのトーナメントにかける思いは人一倍だ。

 対する藤田は、その橋本に対して「かなり仕上げてきたので明日バチバチで行きます。めちゃくちゃスパーリングをしてきて、仕上がっています。打ち合って、思いっきりぶっ倒します」と真っ向勝負宣言。両者の熱い気持ちが交差する、熱い戦いに注目だ。

<第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント 計量結果>

▼第7試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(4)/3分3R・延長1R
多久田和馬(K-1 GYM横浜infinity)→52.9kg
vs
黒田斗真(K-1ジム心斎橋チームレパード)→52.9kg

▼第6試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R
吉岡ビギン(team ALL-WIN)→53.0kg
vs
池田幸司(ReBORN経堂)→53.0kg

▼第5試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R
藤田和希(K-1ジム目黒TEAM TIGER)→52.9kg
vs
橋本実生(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→52.9kg

▼第4試合 第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(1)/3分3R・延長1R
萩原秀斗(K-1ジム総本部チームペガサス)→52.9kg
vs
峯大樹(若獅子会館)→52.7kg

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