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オタク少年だった北川”ハチマキ”が、REBELSで戦い続けた理由「ヒジありは弱者も戦える」

2020/10/27(火)UP

■”人生最高の瞬間”に、キックを辞めなかった理由

憧れの音楽家・梶浦由記の前で、右フックでダウンを奪ったハチマキ

 スーパーライト級王座を獲り「チャンピオンとしてベルトの価値を上げたい」と思ったハチマキは、初防衛戦の挑戦者に当時J-NETWORK王者の鈴木真治を選び、見事初防衛に成功する。
 しかし、価値を上げたい一心で他団体にも参戦した『スック・ウィラサクレック』ではゴンナパーに、NJKFでのWBCムエタイ日本統一王座戦ではテヨンに、両方とも敗北を喫した。そして続く潘隆成とのノンタイトル戦でも敗北。

 3連敗で後が無くなり、次の防衛戦はチャンピオンとしての実力と選手としての価値を問われる大勝負になる。そう思った時、ハチマキは大胆な行動に出る。憧れの人、音楽家・プロデューサーの梶浦由記を試合に招待したのだ。

「ちょうど30歳になる時で『いつまでもやれるものじゃない。これで終わりでもいいように覚悟を持ってやらないと』と思っていて。性格的に自分からどうこうは出来ないんですけど、あの時だけは『後悔したくない』と思ってお願いしたら、会場に来ていただけることになりました」と勇気を出した。

 梶浦の大ファンだったハチマキにとって、梶浦由記に「自分の試合を観て貰う」のはずっと描いていた夢だった。
 結果は渡辺理想に判定勝利して2度目の防衛に成功。勝ち名乗りを受けて、試合後に憧れの梶浦に直接祝福して貰うという、人生で最高の瞬間を迎えた。ただ、この試合を最後に、ハチマキは勝利から遠ざかり、連敗街道を歩むことになる。

 もしもあの試合で辞めていたら、と思うことはないか、と聞かれたハチマキは「周りにも『夢がかなっちゃったじゃん。これ以上、やることはないでしょ』って言われたんです。確かに、一番観て貰いたい人に観て貰えて、それ以上はないんです。だけど、それで夢がかなって満足して辞めたら、梶浦さんをガッカリさせてしまうんじゃないか。もっともっと頑張っていかないといけない、と思ったんです」ときっぱりと語る。

■対戦相手・良太郎に自分が劣る所はない

 今回の対戦相手は現REBELSチャンピオンの良太郎。相手にとって不足はない。ハチマキは「知らない相手とやるよりもモチベーションが上がりますし『新旧王者対決』ですからやる意味があると思いますし、いい相手だと思います」と試合を楽しみに待つ。

 良太郎についてハチマキは「僕は、油断したらダメだと思って、ずっと対戦相手を過大評価してきたんですけど、今回はフラットに良太郎選手を見て、今まで対戦してきた相手を考えても、選手としての実力は僕が上回ってて、劣るところはないかなと。自分の力を出せれば、差はあると思います」と自信を持つ。

 最後に「これだけ負け続けて、これだけ応援して貰える選手も珍しいと思います。これは上を目指してる選手なら絶対に言っちゃいけないと思いますけど、もう辞めるって言ってるから言っちゃいます。引退試合は来年のNKBでやります。だけど僕は今回は今回で、燃え尽きるくらいの気持ちでやります。ずっと応援してきてくれた人たちの前で、とにかく勝つ。勝つ姿を見せます!」と意気込んだ。

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