【DEEP JEWELS】ケイト・ロータスが惜敗も「心折れてない、プロ昇格を楽しみにして」とやる気十分
10月31日(土)『DEEP JEWELS 30』(東京・ニューピアホール)にて[アマチュアSPルール フライ級]でMMAデビューを果たした美女で話題のケイト・ロータスだったが、惜しくも判定で敗れ、大会終了後インタビューに応じた。
ケイトは美ボディコンテストに出場経験のある肉体派。空手と柔道で黒帯を持ち、空手では全国大会入賞歴もある。
そのケイトが挑んだのは極真会館の14年全日本女子軽量級で準優勝、世界選手権出場経験を持つ藤田翔子(リバーサルジム新宿Me,We)。19年1月にDEEPでMMAデビューしており、打撃を主にグラウンドでも勝負できる実力を持つ。
試合は序盤、ケイトは打撃で真っ向勝負を挑み、一時は左ストレートをヒットさせ優勢に。しかし最終的には総合力に勝る藤田に一歩及ばなかった。
試合の感想を問われたケイトは「悔しいの一言に尽きます。あがって(緊張して)しまって、すべてを出し切るのは難しかった」と、初のMMA戦に平静を保てていなかったことを明かした。
MMA転向を発表したのは4月ながら、この試合に向けた本格的なトレーニングはわずか3ヶ月ほどだったというケイト。強烈な左ストレートを何度もヒットさせる当て勘の良さを見せ、打撃で押し切る可能性も十分に感じさせた。しかし藤田のサブミッションへ対応しきれず、打撃でもペースを引き戻された結果、ジャッジ2者がマスト判定ながら、3-0の判定負けを喫した。
悔いが残る敗戦ではあるが、ケイトは「課題はすごく見つかりました。打撃が単発になるのは改善できる」と、早くも自らの欠点を分析。「弱点も徹底的に直さないといけない。(敗戦して)悔しい反面、練習して早く強くなりたい」と、次の戦いに向け前向きな姿勢を見せる。
とはいえ明日にでも試合を求めるわけではなく「今日の試合を見させてもらって(練習する)。技術の大切さを感じました」と、欠点の改善を優先する冷静な一面も見せた。
今回はアマチュアSPルール(グラウンドでのパウンド無し)における敗戦で、残念ながらプロ昇格はお預けとなった。しかしケイトは「気持ちは折れておらず、燃えている状態。プロ昇格を楽しみにして欲しいです」とやる気十分。冷静さと情熱を兼ね備えた姿から、近い将来に訪れる戦いに大いに期待を感じさせた。
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