【K-1】野杁正明、KO負け無しのトファネリに「人間なので脳は揺れる。自然とKO決着」=前日計量
11月3日(火・祝)福岡・国際センターで開催される『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の前日計量&記者会見が、2日(月)福岡市内にて行われ、出場全28選手が計量を1回目でパスした。
明日の注目カードとして、[第8試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R]で、野杁正明(24=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、ヴィトー・トファネリ(34=ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)と対戦する。
野杁はリミットの67.5kgを、100gアンダーの67.4kg、トファネリは200gアンダーの67.3kgで、両者とも計量を1回目でパスした。
野杁は抜群のテクニックに加え破壊力のあるパンチ、キックで国内外の強豪を次々となぎ倒してきた、元K-1スーパー・ライト級王者。現在は1階級上げて、ウェルター級のトップ戦線で活躍している。昨年8月と12月、今年3月と強豪外国人ファイターを相手に現在3連勝中。
対するトファネリは、元RISEウェルター級王者のダニロ・ザノリニが主宰するブラジルのキックボクシング大会『FIGHT DRAGON』で王者になった実力者。フルコンタクト空手の闘英館に所属し、闘英館の世界大会優勝の実績も持つ。
トファネリは「夢であったK-1に立つべくここに居ます。明日は激しい試合を見せられる。野杁選手は、パンチ、キック、コンビネーションと全てにおいて優れていると思いますが、明日は自分の出せる全てを出し切って戦いたいと思います」と、自身の実力で野杁に立ち向かうと宣言する。
対する野杁は「僕に求められているのはKOで倒すことだけだと思っているので、それを明日は証明したい。ここ2試合は強豪が続いて、倒せず終わっていたので、そこは意識して練習してきた。自然と明日はKO決着になると思う」と、”倒し切る”ということに、かなりのこだわりを見せる。
野杁は、トファネリとこれまで対戦してきた強豪相手と比べると「(トファネリは)レベルは落ちるんじゃないですかね。知らない人も多いと思いますし、知名度とかも(直近の)2戦戦った選手よりは下がってしまう。いい選手だけど、想像通りに行かないのが僕」と相手の思うような戦いはさせないと言い切る。
トファネリはこれまで、プロ23戦を戦ってKO負けのない選手で「骨が折れても最後まで戦い続けた」という逸話があるほどの、タフネスを持つ。トファネリは、野杁を前にしても「(野杁は)強い選手ですが、自分にはチャンスがある。特別に凄いという選手ではない」と、物怖じする様子はない。
その相手に、野杁は「ゆうても人間なので、脳味噌は揺れますし、今までやった相手が、倒せなかっただけで、まあ明日は僕が倒すので楽しみにしていてください」とKOに自信を覗かせた。
野杁が宣言通りKO勝利し、インパクトを残すのか、それとも初参戦のトファネリが夢の舞台K-1で、勝利を掴むのか。あとはゴングを待つのみとなった。
<計量結果>
▼第8試合/スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R
野杁正明(日本/K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)→67.4kg
vs
ヴィトー・トファネリ(ブラジル/ブラジリアンタイ・闘英館)→67.3kg
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