【レベルス】55.5kgトーナメント全選手が計量パス、小笠原兄弟の決勝対決は実現なるか

2020/11/07（土）UP
（最終更新：2021/01/19 15:28）

　11月8日（日）東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.67』の前日計量が7日都内にて行われ、現在開催中のREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝に出場する4選手が計量。全選手が計量をパスし、明日の準決勝2試合の実施が決定した。

　第5試合で対戦するのは小笠原裕典（クロスポイント吉祥寺）vsKING強介（team fightbull）。小笠原裕典（以下、裕典）は「2月の試合からずっとKING選手を意識してきた」と、イメージは万全の様子。裕典の身長178cmに対し強介が163cmと、15cmの体格差について触れると「KING選手が狙っているものはわかってる。一歩二歩先を考えて練習してきたので、攻撃は当たらないと思う」と、決勝での兄弟対決実現に向け意気込みを見せた。

　対する強介は今年9月の『Road to ONE』において朝陽・PK.センチャイムエタイジムに判定負け。初のオープンフィンガーグローブでの対戦経験を振り返り「新しい体験をさせてもらえて、ムエタイの技術も体感。貴重な体験ができた」と、悔しい敗戦も前向きに分析。「明日は兄弟対決させないためにここに来た」と、小笠原兄弟による決勝戦を断固阻止する構えを見せた。

　強介が不利となる15cmの身長差も「体の大きさは感じなかったので、それほど差はないのかな」と実感。「リーチ差がありますが、攻撃されれば距離も近づくので、そこが勝負のポイント」と至近距離に活路。「新たな技も練習してきたので、明日はKO勝ちできる」と、長身の裕典をKOすると宣言した。

　第6試合は小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）vs宮元啓介（橋本道場）の対戦。この両者は16年の『KNOCK OUT』で対戦し、当時小笠原瑛作（以下、瑛作）がKO勝利を収めている。

　瑛作は明日の決戦を控え「（宮元が）リベンジに燃えて練習してきたと思うので、僕も確実に勝つために練習してきました」と宮元対策は万全と宣言。

　前回の対戦からの約4年を振り返り「経験という意味での老獪さが出てきている」と宮元の成長を評価。「かみ合うこと間違いないと思うので、熱い試合になると思います」と熱戦を予感させるコメントを残した。

　対する宮元も「大事な試合でもあり、リベンジマッチでもあり。気持ちが上がってるので、KOで倒して決勝にいく」と、KOでの4年越しのリベンジを宣言した。

　前回の対戦からの4年において「バンバン倒してる印象があるので、パワーがついている」と瑛作を分析した宮元。映像を見た研究も万全であるという宮元は「僕の中でもいくつか倒すパターンはあるので、上手くはまれば倒せる」と、リベンジに自信を覗かせた。

＜計量結果＞
▼第6試合　REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝　3分3回戦（延長1R）　REDルール
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）　→55.40kg
vs
宮元啓介（橋本道場）　→55.20kg

▼第5試合　REBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント準決勝　3分3回戦（延長1R）　REDルール
小笠原裕典（クロスポイント吉祥寺）　→55.50kg
vs
KING強介（team fightbull）　→55.40kg

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