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【レベルス】全選手計量パス、セミの安本晴翔がタイ人王者にKO宣言「僕の方が強い」

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2020/11/07(土)UP

セミファイナルの安本(右)とBEN(左)が計量パス

 11月8日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『REBELS.67』の前日計量が7日都内にて行われた。

 セミファイナル第8試合 59kg契約3分3回戦(延長1R) REDルールに出場する安本晴翔(橋本道場)が58.80kgで計量パス。対戦するBEN”侍”Y’ZD(Y’ZD GYM)が58.40kgで、こちらも計量をパスした。

 安本は「明日は日本のチャンピオン(スック・ワンキートンライト級タイトルマッチ王者)のBEN選手と対戦します。強いと思うけど僕の方が強いので、明日は倒して勝ちたい」とKO勝利を目標に定めた。

安本の強烈な左ミドル

 これまでBENの映像はまったく確認できていないという安本は「パンチでも蹴りでも自分の方が強いと思うので、負ける要素がない」と自信満々。「タイ人独特のペースがあると思うので、そこをいかに自分のペースに持って行けるかが鍵」と、対ムエタイ戦術で強豪BENを攻略すると構えを見せた。

 対するBENは片言の日本語で「明日は強い相手なので頑張ります」とシンプルにコメント。ちなみにリングネームに“侍”をつけた理由は「タイの映画で見た。かっこよくて強い。大好きです」と語ってくれた。

進化をアピールする鈴木(左)と九州の康弘(右)が計量パス

 第4試合 65kg契約3分3回戦(延長1R)BLACKルールは、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)が65.00kgジャスト、康弘(ゴリラジム)が64.85kgでともに一発で計量をパスした。

 鈴木は戦前のインタビューにおいて「パンチだけじゃ勝てない日が来るのは分かっている」と課題を認識。計量後の会見においてもその課題に向け「どれだけ埋められてきたのか、試合で見てもらいたい。1RKOをここで宣言します」と、KO勝利で成長を証明すると宣言した。

 対する康弘は「わざわざ負けるために九州福岡から出てきたわけじゃありません」と、大きな爪痕を残す構え。普段の職業が電車の車掌兼運転手であることを踏まえ「コロナで鉄道の会社も打撃を受けているので、全国の鉄道会社に影響を与えられたら」と、現場で働く仲間たちへエールを送った。

9月大会から延期の与座(左)vs久保(右)はともに計量パス

 第3試合 65kg契約3分3回戦(延長1R) BLACKルールで対戦する与座優貴(橋本道場)、久保政哉(フリー)が計量に臨み、与座が64.60kg、久保が64.80kgでともに計量をパスした。

 久保の新型コロナウイルス感染により9月大会からスライドしたこの対戦。久保は「無事に健康な体で試合を迎えられることに、感謝と安心をしています」とコメント。「明日は久保政哉という戦い方を表現できたらいいなと思います」と、2年半ぶりとなる国内戦に意欲を見せた。

17年のGLORYトーナメントで準優勝に輝いた久保の左ミドル

 対する与座も今年2月以来、約9ヶ月振りの試合。戦前のインタビューで宣言した飛躍的な成長を踏まえ「進化した姿で久保にどこまで通用するか楽しみ」と、2ヶ月待った対戦に喜びの表情。「来年KNOCK OUTとレベルスのチャンピオンになると決めているので、世界の久保という強い選手に分かりやすい勝ち方を見せられるように気合いが入っています」と、過去最高の強敵との対戦に意気込みを見せた。

 

 その他計量結果は以下の通り。全9試合すべての出場選手が計量をパスし、明日の大会へコマを進めている。

<計量結果>
▼セミファイナル 第8試合 59kg契約 3分3回戦(延長1R) REDルール
安本晴翔(橋本道場/REBELS-RED フェザー級) →58.80kg
vs
BEN”侍”Y’ZD(Y’ZD GYM) →58.40kg

▼第4試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺) →65.00kg
vs
康弘(ゴリラジム) →64.85kg

▼第3試合 65kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
与座優貴(橋本道場) →64.60kg
vs
久保政哉(フリー) →64.80kg

▼第2試合 61kg契約 3分3回戦(延長1R) BLACKルール
中澤良介(TRY HARD GYM) →60.80kg
「レベルス初参戦。インパクトを残して勝ってみんなに覚えて帰ってもらいたい。(平岡選手の後輩にしては大人しいという声を受け)僕は前に負けてる鈴木(宙樹・17年11月中澤の判定負け)選手とやりたいので、そこに向けていきたい」
vs
麻火佑太郎(PHOENIX) →61.00kg
「PHOENIXに移籍後初試合で、興業的にも豪華。埋もれないように自分のスタイルを貫いて、良さをみていただけるようにがんばります。これまで学んできたテコンドー、空手、ムエタイを融合した姿で、最終的には一番よかったと言われたい」

▼第1試合 清水工業株式会社PRESENTS 70.5kg契約 3分3回戦(延長1R) REDルール
渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺) →70.35kg
「出演した映画のロードショーが決定。告知チラシが大会パンフに織り込まれたので、ぜひ大事にしてください。小原選手は上手さはあるが強さは感じない。明日は右腕一本で倒してやろうかな」
vs
小原俊之(キング・ムエ) →70.25kg
「渡慶次選手はキック2戦目。1戦目の評価があって僕が当てられたと思いますが、その評価が間違っているのを証明する。(渡慶次の右腕一本宣言を受け)右腕一本は無理。僕が右のヒジで倒してもいいかな」

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