【RIZIN】朝倉未来、野望は”対世界” UFCに「夢を追って、挑戦してみたい」
11月21日(土)大阪城ホールにて開催される『Yogibo presents RIZIN.25』にて第10代修斗世界フェザー級王者の斎藤裕(33=パラエストラ小岩)と初代フェザー級世界王座決定戦で対戦する朝倉未来(28=トライフォース赤坂)が、11月11日都内にて公開練習を行った。
朝倉は同じ大阪大会に参戦する練習仲間の白川陸斗(29=志道場 ※朴光哲と対戦)とマススパーリングを披露し、時折、笑顔を見せるなどリラックスした様子で万全の仕上がりをアピール。格闘家としての野心は“対世界”にあると語った。
対戦相手の斎藤はフェザー級日本人選手の中で“最強”と高い評価を受けているが、朝倉は「レベルが違う。全部でオレの方が強い」発言。その意図は「斎藤選手はフェザー級の日本トップじゃないですか。日本の格闘家は結果が出せていないので世界で見たらレベルが低い。なのでここで負けていては話にならない。世界と戦うならここはレベルの差を見せたい。自分に対する自分の願望ですね」と、日本国内に視野を置かずその先の世界を見据えている考えを示した。
さらに「格闘技(ビジネス)はお客さん有りきで成り立っている職業だと思う。今回、2日間でチケットが完売したというが、オレが試合するからこういう風に売れている訳で。斎藤選手が違う誰かとやってもこんなメインで試合もできないし、観客も集まることはない」とメインイベンターとしての自信をみせた。
YouTuberとして大成功した部分とプロ格闘家としての収入的な格差が試合に対するモチベーション作りに影響はないかとの質問に対し「それは全く関係ない。お金を稼ぐことと格闘技で強さを証明することは全く別物。今回の試合のファイトマネーは今までの半額だった。格闘技が好きなんです」と淡々と話した。
RIZINバンタム級王者で弟の朝倉海が、将来UFC王者になる野望があると公言しているが、自身も「UFCの試合を見てても、実際に戦えると思う。そんな差があるとは思えない。そういう夢を追うのもありなのかな」と話しながら「RIZINとの契約もあるので、簡単にUFC行きたいと言ったから行けるものではない。だから簡単には言えないが、流れの中で挑戦できる機会があったら挑戦したい。その為にはこんな所でつまづいていられない」と前を向いた。
最後に、今回の公開練習でサイドキックなどの蹴り技を披露したことに触れ「色々な技を取り入れている。空手のかけ蹴りなど練習で使っているので機会があれば出したい。対世界として空手といえば日本。その動きに(海外の選手は)対応できないのかなと思う。そういうのを取り入れたら、日本人らしく強い選手なれる」と、今回の王座決定戦が“世界”への通過点に過ぎない様子をみせた。
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