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【ベラトール】堀口恭司と“激闘”のコールドウェルが19戦全勝の“怪物”AJ・マッキーと激突「楽勝だ、早く決着させる」=11.20

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2020/11/19(木)UP

ベラトール・フェザー級GP準決勝でマッキー(左)とコールドウェル(右)が激突

 11月20日(金・日本時間)に米コネチカット州アンカスビルのモヒガンサン・アリーナで開催される『Bellator253』の公開計量が行われた。

 メインイベントのフェザー級ワールドGP準決勝に出場するダリオン・コールドウェル(32=米国)とAJ・マッキー(25=米国)がともに出席し、計量をパスした。

 ともにリラックスした雰囲気で計量をパス。フェイスオフで両者は顔を突き出し睨み合い。正面の写真撮影でコールドウェルは左人差し指を上に突き上げ、マッキーは両手で中指を立てる対称的なポーズを見せた。

人差し指を上に突き立て“勝利ポーズ”するコールドウェル(右)対するマッキー(左)は“挑発”ポーズ

 ベラトール史上最多連続勝利記録を持つマッキーと元バンタム級王者コードウェルの対戦は、下馬評では圧倒的にマッキー有利との声が高いが、コールドウェルは「この試合は私の戦い。ヤツの試合じゃない。100%そうなる。自分が持っているものを全て見せるさ。楽勝だ、早く決着をつける」と、周囲の予想をひっくり返すとばかりの溢れる自信をみせた。

 コールドウェルは学生時代にレスリングの強豪として活躍し、2012年9月にMMAプロデビュー。14年3月のプロ4戦目からベラトールに参戦を果たし、17年にエドゥアルド・ダンタスからバンタム級王座を奪取した。
 18年に来日し、RIZIN初代バンタム級王座決定戦で堀口恭司と対戦も、3Rギロチンチョークで一本負け。昨年6月に堀口への雪辱とベルトを賭けて、ホームのベラトールで防衛戦を行なったが、堀口に判定で敗れ、王座を陥落した。
 復活を目指し、昨年9月に開幕したフェザー級ワールドグランプリに参戦すると、1回戦でヘンリー・コラレス、準々決勝でアダム・ボリッチを下し、4強入りを果たした。プロ戦績は15勝3敗。

2年前の大晦日、RIZINバンタム級王座戦で堀口と対戦するコールドウェル(右)

 対するマッキーは、元MMA選手のアントニオ・マッキーを父親に持つMMAサラブレッド。自分の身長より10cmも長いリーチ(187cm)を活かし、フィニッシュ率6割超えのオールラウンダーだ。2015年にベラトールでプロデビューを果たし、以来、負けなしの16連勝と最強ロードを走っている。

 堀口に連敗したものの、その実力は折り紙付きのコールドウェルと、ベラトールが産んだMMAの“怪物”マッキーが激突。RIZINフェザー級王座決定戦で、ベルトを狙う朝倉未来が“世界”に舞台を移した時、この両者は避けて通れない相手であることは間違いない。週末に行われるRIZINメインイベントの『朝倉未来vs斎藤裕』戦と合わせて、必見だ。

▶︎次ページは、11月18日(日本時間)に行われた公開計量(コールドウェルvsAJ・マッキー)の映像

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