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【レベルス】栗秋祥梧がKO宣言封じ技術戦宣言、瑛作が勝利したダウサコンを「テクニックで完封する」

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2020/11/23(月)UP

再起に挑む栗秋はKO宣言を捨てテクニック勝負を宣言

 12月6日(日)東京・後楽園ホールにて開催する『REBELS.68』。本大会において[56.0kg契約/3分3R・延長1R/REDルール]で対戦する栗秋祥梧(クロスポイント吉祥寺)、ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)の戦前インタビューが主催者より届いた。

 栗秋は攻撃的なムエタイスタイルを武器に、九州で五冠を達成。さらなる飛躍を求めクロスポイント吉祥寺へ移籍し、格闘技のメッカである後楽園ホールを主戦場としている。昨年9月の『KNOCK OUT』以前は4連勝と波に乗っていたが、国内五冠の業師・宮元啓介に強打を完封され判定負け。手痛い敗戦を乗り越える再起戦に臨む。

駿太を下した栗秋の右ヒジ

 栗秋は前戦の宮元戦を振り返ると「宮元選手の作戦にはまってしまった試合。練習で感じていた距離感より近距離で打たれてしまった」と宮元の術中にはまったと自覚。また「4連勝していた久しぶりの試合でモチベーションが上がりすぎた。また1~2ヶ月に1度コンスタントに試合をしていたペースだったのが、宮元戦まで7ヶ月空いて迷いが生じた」と、メンタル面にも問題を抱えていたという。

 その敗戦を踏まえ「今は自分を今一度見直す段階。目の前の試合に集中するだけ」と、自らの立ち位置について抱えていた迷いを払拭した栗秋。同門の小笠原瑛作が倒した(18年4月27日)ダウサコンを「パンチャータイプだと聞くのでやりやすいイメージ」と分析し、その上で「今回はKOにこだわらずテクニックで完封し、倒せる時は倒す」と、これまで信条としてきたKOにこだわらない構えを見せた。

大会ポスターを指さす余裕の笑みのダウサコン

 対するダウサコンは2017年~2018年に『REBELS』へ4度参戦した、強打が武器のムエタイ戦士。18年4月の『REBELS.55』で、当時保持していたWPMF世界スーパーバンタム級王座の防衛戦を小笠原瑛作と行い、激闘の末に3RKOで敗れ王座陥落している。

 ダウサコンは『REBELS』だけでも過去に4度参戦。浜本’キャット’雄大(17年9月6日、判定勝ち)、小笠原瑛作(18年4月27日、3RKO負け)、安本晴翔(18年8月3日、ドロー)、宮元啓介(18年10月8日、延長R判定負け)と、錚々たるメンバーと対戦している。これらの試合においてはパンチを武器に打ち合う姿勢を印象づけたダウサコンだが、本人曰く「今の戦い方は日本人選手の戦い方に合わせて打ち合う場面が多い。タイの時はフィームー(ムエタイ用語でテクニシャンタイプ)」だという。

宮元啓介を苦しめたダウサコンの左ミドル

 栗秋の印象は「何年か前にデンサイアムと対戦したのを見た」と、現在は同じウィラサクレックジムでトレーナーを務める元ルンピニースタジアム公認バンタム級王者デンサイアム・ルークプラバーツとの一戦を引き合いに出した。この一戦は18年4月1日栗秋が3RKOで敗北したこともあってか「特に印象的な攻撃もなく、普通の選手だ」と、眼中にないとばかりの評価を下した。

 最後にダウサコンは「ジム仲間のゴンナパーのように活躍したい」と、第5代Krushライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレックの名を挙げた。日本のリングで猛威を振るうムエタイ戦士の一角として”和製ムエタイ戦士”栗秋を撃破なるか。

☆12.6 REBELS イベント情報はこちら

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