【修斗】世界バンタム級王者・佐藤将光が王座返上、岡田遼が正規王者に
第10代修斗世界バンタム級王者、佐藤将光(33=日本/坂口道場一族)が2020年11月30日付けで同王座を返上した。これにより、暫定王者である岡田遼(日本/パラエストラ千葉)が第11代世界バンタム級王者となる。
佐藤は2007年にパンクラスでプロデビュー。その後修斗に移籍し、17年にバンタム級世界タイトルを手にした。2度防衛したが、2019年5月、ONEに参戦し圧倒的な攻撃力で1R電撃勝利を収めた。同年10月のONE両国大会でもKO勝ち、今年1月のONE3戦目では1Rリアネイキドチョークで一本勝ちと全てフィニッシュ勝利を納めている。以降は新型コロナにより大会の開催が少なくなり、4戦目が実現していない。
ONEに参戦し王者を目指す佐藤だが、修斗の王座防衛のスケジュールの調整が困難に。今年5月、修斗31年の歴史で初の暫定王者決定戦が開催されることになり同級1位・岡田 遼が同級2位の倉本 一真にKO勝利し暫定王座に。佐藤との王座統一が望まれていたが、今回の返上となった。岡田はSNSで「佐藤選手はここ数年、ONEの舞台でご自身の挑戦と修斗王者として我々上位ランカーたちの気持ちもくみ取り防衛についての責任感とに板挟みされながらの選手生活だったと思います。どうぞ今後は修斗のことは僕に任せて思う存分ONEで世界の強者たちへの挑戦に全力を傾けてください」とエールを送った。
佐藤は王座返上について修斗よりコメントが発表され「ONE Championshipへの参戦が決まってからはなかなか修斗で試合をするタイミングが作れず、心苦しくもありました。王座を返上することで修斗のバンタム級が更に盛り上がっていくことを願っています。これからは第10代修斗バンタム級世界王者として精進していきますので変わらず佐藤将光を応援して頂ければうれしく思います」と決意を述べている。
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