【UFC】“斬首王者”フィゲイレード、確執ある挑戦者モレノに「何度も嫌なことを言ったヤツを破壊する」=12.13
12月13日(日)の『UFC256』は2020年の最後のナンバーシリーズ。今回のメインはフライ級タイトルマッチのデイブソン・フィゲイレード(32=ブラジル/王者)vsブランドン・モレノ(26=メキシコ/挑戦者)。両者ともに11月22日(日本時間)に行われた『UFC255』に出場しており、21日間隔での防衛戦実施は団体史上最短記録となり、話題となっている。
フィゲイレードは「ヤツを破壊してやる。ブランドン・モレノはこれまで何度も嫌なことを言ってきた。ヤツとは個人的な確執がある」と、2度目の防衛戦に息を巻く。
フィゲイレードは今年2月のフライ級王座決定戦で、ジョセフ・べナビデスに2R TKO勝利を飾るも、体重超過で王座の権利を剥奪。その後、7月のダイレクトリマッチでベナビデスを1R リアネイキッドチョークで絞め落とし、新王者に。さらに前回の防衛戦で、挑戦者のアレックス・ペレス(米国)を僅か1分57秒のギロチンチョークで破り、その圧倒的な強さを見せつけていた。次の試合でもチョークで極めるか。
さらに、この試合の注目すべき点はもう一つ。元RIZINバンタム級王者マネル・ケイプ(27=アンゴラ)が出場するチャンスがあるのだ。
ケイプは元々、12月20日(日本時間)開催の『UFCファイトナイト・ラスベガス17』にデビュー戦を迎える予定だったが、対戦相手で同級4位のアレッシャンドリ・パントージャ(30=ブラジル)が新型コロナウイルス検査で陽性となったため欠場。
この試合は来年への先送りが検討されているが、年内、宙に浮いてしまったケイプが、『UFC256』メインイベント「フィゲイレードvsモレノ」のバックアップファイター(交代要員)として名前が上がっていると米格闘メディア『MMA Fighting』が報じている。
また、セミメインには、トニー・ファーガソン(36=米国)が登場。シャールズ・オリヴェイラ(31=ブラジル)と対戦する。今年10月に絶対王者のハビブ・ヌルマゴメドフ(32=ロシア)が現役引退を表明し、次のキングに注目が集まるUFCのライト級。
1月23日(日本時間)にコナー・マクレガー(32=アイルランド)とダスティン・ポイエー(31=米国)が対戦するが、ライト級3位のファーガソンと同7位のオリベイラが戦うこのカードも、ライト級トップ戦線を見る上で見逃せない。
『UFC256』はこのほか、ヘナート・モイカイ(ブラジル)、ホナウド・ジャカレイ・ソウザ(ブラジル)、ジュニオール・ドス・サントス(ブラジル)、カブ・スワンソン(米国)、マッケンジー・ダン(米国)らスター選手も参戦する。
この試合は当日午後0:00よりWOWOW会員限定オンラインサービスのWOWOWメンバーズオンデマンドとWOWOWライブ生中継の同時配信される。
◆◆◆WOWOW『UFC -究極格闘技-』放送スケジュール◆◆◆
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