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【K-1】戴冠のゴンナパーがK-1・Krush両王座のダブル防衛に意欲、初挑戦者に朝久泰央を意識

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2020/12/14(月)UP

右肩にK-1、左肩にKrushのベルトを掛けて登場したゴンナパー

 12月13日(日)東京・両国国技館にて行われた『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN~K-1冬の大一番~』一夜明け会見が、14日都内にて開催。第12試合/K-1 WORLD GPライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1Rに出場し、王者・林健太(日本/FLYSKY GYM)を判定で破り新王者となったゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が会見に出席した。

 ゴンナパーはパンチ主体の林に対し、伝家の宝刀の左ミドルで応戦。パンチとのコンビネーションで林から主導権を奪いジャッジ2者の支持を獲得。17年11月以来の再戦を制し、K-1 WORLD GPライト級王者の座に輝いた。

林を攻め立てるゴンナパーの伝家の宝刀・左ミドル

 両肩にKrush、そしてK-1のベルトを掛け会見場に姿を現したゴンナパー。「2本のベルトを持っていることを誇りに思います」と喜びを語った。

 これまでKrush王者がK-1のベルトを獲得すると、Krush王座返上とされてきた。しかしゴンナパーは「K-1でもKrushでも両方戦ってきた。(Krush王座)返上の義務がないなら両方やりたい」と二冠状態を維持を希望。年間の試合すべてが防衛戦になるとしても「6~7回(の防衛戦)はまったく問題ない」と、強豪が集まる防衛戦に前向きな構え。
 挑戦者候補として、同日にKO勝利を見せた朝久泰央(日本/朝久道場)の名が上がると「戦わないといけない相手だとは分かっている」と、挑戦者として迎える用意があると語った。

「ルールが許すなら」とK-1・Krushのダブル王座防衛に意欲のゴンナパー、挑戦者に朝久泰央を意識か

 2度目の対戦となった林との戦いを振り返ったゴンナパー。前戦である17年11月と昨晩の林を比べ「かなり技術的に向上していたのは感じた。特にパンチのコンビネーション。スタミナも前回より上回っていた」と、大幅な進化を感じたという。それを踏まえ林に勝利できた理由を「自分と林の一番大きな差は蹴りがある部分。技のバラエティ、パンチと蹴りを両方使える点が林より上回っていた」と分析。「2R目で勝てると思った」と、勝利を確信したタイミングを語った。

 最後にゴンナパーは改めて「昨日の試合で目標だったK-1チャンピオンになれた。これで家族の元にベルトを持ち帰れる」と喜びの表情。そして「天国の父も空の上で息子の姿に喜びを感じてくれているだろう」と、勝利を今年3月に逝去した父への手向けとした。

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