【ONE】王者ノンオーが強敵ロドレック迎えタイトル戦「KOのチャンス逃さず、ベルトを守る」=12.18
12月18日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE:COLLISION COURSE』のコーメインイベントでは、ONEバンタム級ムエタイ世界王者ノンオー・ガイヤーンハーダオ(34=タイ)が、今年8月に行われたONEバンタム級ムエタイトーナメント優勝者のロドレック・PK・センチャイムエタイジム(30=タイ)を挑戦者に迎えて、防衛戦へ臨む。
そのノンオーの試合前コメントが主催者より届いた。
今年はコロナ禍で、トレーニングにも支障があったというノンオーは、数ヶ月前からトレーニングを再開。そして今回、今年初の試合を迎えることとなった。
対戦相手のロドレックとは、過去に数回の対戦経験があり「彼はとてもタフで強い選手。彼の武器は超パワフルなパンチです」と、強敵と認めている。
弱点はあまり思いつかないと言うが「ひとつだけですね。彼のスピードです。自分の方が彼よりスピードがあります」と、スピードでは自身の方が上回るとした。
しかし「ようやく年末に入って試合をできて、それがムエタイ最大の試合です。リングに戻れることはとても楽しみですが、自分が持っている武器を試合で発揮することを少し心配しています」と、久しぶりの試合に若干不安も感じている。
「とはいえ、この試合に向けて、今までで一番の準備をしてきました。今までより何倍も努力を積んできました」と語り、「ロドレックがこの試合でパワー溢れるパンチを浴びせてくることはもちろん分かっていますが、彼をノックアウトできるチャンスを逃さず、ベルトを守ります」と、KO勝利へ意気込み、王座防衛を宣言した。
一方のロドレックは、ONE公式サイトのインタビューで、王者ノンオーとのタイトルマッチに「自分が勝てないと思われているかもしれないが、もし勝つことができれば、人生が変わる」と、大一番へ向けての心境を語っている。
そして「最初から攻めて、打たせてパワーを削っていく。そうしたらあとは仕留めるだけだ。強さまかせではなく、粘って勝負する。長い時間持ち堪えて、相手を倒す」と、試合展開を予告した。
また、同大会のメインイベントでは、ONEヘビーライト級キックボクシング世界王者のローマン・クリークリャ(ウクライナ)が防衛戦を行う。挑戦者はアンドレイ・ストイカ(ルーマニア)だ。
両者の対戦は今年4月に予定されていたが、新型コロナウイルスの影響で実現せず。その後、クリークリャは今月4日の『ONE: BIG BANG』でムラト・アイグン(オランダ/トルコ)との防衛戦を行う予定だったが、コロナ検査の結果、自身は陰性だったものの陽性となった人物と接触していたため欠場となってしまった。
今回ようやく、初めての世界タイトル防衛戦を迎えるクリークリャ。ストイカとのハードヒッター同士の対戦に、KO決着が期待される。
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