【レベルス】梅野源治や皇治ら5選手に、2月最終戦への出場オファー
12月18日(金)株式会社Def Fellowは会見を行い、現在運営中のプロ格闘技イベント『REBELS』を『KNOCK OUT』に統合し、これにともない2021年2月28日(日)後楽園ホール大会を『REBELS~The FINAL~』と銘打つ最後の大会とすると発表した。
宮田充プロデューサーは本大会を「これまでの歴史の中で出場してきた、たくさんの選手が登場する記念大会」と位置づけ。その上で「現在は他団体で活躍中の5名のファイターへ、出場を呼びかけたいと思います」と、過去にレベルスに参戦した5名の選手の名が告げられた。
宮田氏が口にした選手は、梅野源治(PHOENIX)、水落洋祐(エイワスポーツジム)、不可思(クロスポイント吉祥寺)、渡部太基(TEAM TEPPEN)、皇治(TEAM ONE)の5名。
梅野は”日本ムエタイ界の至宝”として、国内外強豪と戦い続ける純ムエタイファイター。レベルスへは2010年1月の第1回大会に出場し、4R KO勝利を飾っている。その後も定期的に参戦を続け、2016年9月『REBELS.46』ではヨードレックペット・オー・ピティサックを破りラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座を獲得している。
水落は”名勝負製造機”の異名を持つパワフルファイター。勝っても負けてもKOのアグレッシブなファイトで、多くのファンを熱狂させてきた。レベルスでは2014年10月REBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座を獲得。翌年4月にはREBELS65kg級王座を手にし、レベルス二冠王を達成した。
不可思はアグレッシブでスリリングなファイトを信条とし、各団体のリングで活躍。国内五冠王の実績を誇る。レベルスでは2016年11月にREBELS-MUAYTHAIスーパーライト級王座を獲得。この試合を機に、KNOCK OUTのリングへ主戦場を移し数々の激戦を繰り広げた。現在はK-1に参戦し、6本目のベルトを虎視眈々と狙い続けている。
渡部はレベルス初期のナンバリング大会に定期参戦。ヒジ有りルールを得意とし、2011年1月にはレベルスのリングでWPMF日本ウェルター級初代王者に輝いている。近年ではK-1、RISE、RIZINとメジャー団体を渡り歩き、各地のリングでアグレッシブなファイトを見せている。
皇治は無類の打たれ強さと決して退かない闘争心を武器に、数々の勝利を重ねてきた浪速のエンペラー。レベルスでは2013年7月にREBELS 60kg級王座決定トーナメントに参戦し敗退。翌年7月には次期挑戦者決定戦で敗れるなど王座には縁が無かったが、激しいファイトでレベルスファンの記憶にその姿を刻み込んだ。現在はHEAT、K-1を経てRIZINを主戦場とし、変わらぬ熱気で戦い続けている。
宮田氏はこの5名に対し「それぞれの時代にレベルスのリングで戦ったファイター。敬意を持ってオファーをしたい」とコメント。すでにこの5名の所属団体、ジムなどへ接触を始めているという。各選手とも10周年でファイナルを迎えることに驚きつつも、宮田氏の申し出へは好意的な姿勢。宮田氏は、すでに一部の選手から「記念大会に出場できなくても何かしらの協力をしたい」と申し出を受けていると明かした。
レベルスのフィナーレを飾る記念大会は、現時点では対戦カードも決まっていない。今回明かされた5名へのオファーも含め、どんなエンディングが描かれるのか注目したい。
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