【RIZIN】“投神”倉本一真、パイルドライバーを「やる気満々」も、やむなく封印
12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.26』で中原太陽(37=佐山道場)と、MMAルール63.0kg契約で対戦する“投神”倉本一真(34=修斗GYM東京)が公開練習を行った。
倉本はレスリングで2012年〜2014年まで天皇杯全日本選手権グレコローマン60kg級3連覇を果たしたレスリングエリート。18年に修斗でデビューしてから、驚異のジャーマンスープレックスを武器に7戦全勝、“投神”の異名を持つ。
今年8月には女子レスリング48kg級で、リオ五輪金メダリストの登坂絵莉との入籍を発表し話題となった。
公開練習では、重さ100kgのダミー人形を相手に得意のジャーマンを連発。パイルドライバーも数度披露してみせた。
倉本はパイルドライバーについて「自分はやる気満々だったのですが、あの技は反則だと聞いたので、とりあえずダミーにやりました」とダミーに鬱憤を晴らしたとのこと。「頭から落とせないと自分の良いところがなくなる」とこだわりは強い。
RIZINのルールについては「頭を蹴れると楽しい」と、好戦的な一面を見せる。
相手の中原もレスリングをバックボーンとするベテラン強豪だ。倉本は中原について「ステップが良くて、あとはグラップリングで下からも上手く狙える選手」と評価する。
今大会はリオ五輪銀メダリスト・太田忍も参戦するが、倉本は「全日本レスリングで一緒の時代で闘った仲なんで、彼がオリンピックに行けてメダル取って、自分はオリンピックに行けなくて辞めたのですが、今はライバルというわけでもなく、自分は自分という感じ」と意識しすぎることはない。
妻の登坂からは「頑張れ〜」とエールをもらい、大晦日も会場に来る予定だと言う。
ファンへのメッセージとして「自分はレスラーなので投げ、ダイナミックな投げやパワフルな力強い技を期待していてください」とレスリングで培った数々の技を魅せると意気込んだ。
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