【RIZIN】ムエタイ王者・志朗と打撃強化の井上直樹、元谷とのスタンド勝負に自信「勝ってタイトル挑戦したい」

2020/12/22（火）UP
（最終更新：2020/12/22 14:28）

　12月31日（木）さいたまスーパーアリーナにて開催される『Yogibo presents RIZIN.26』に出場し、［RIZIN MMAルール(61.0kg)：5分3R ※肘あり］で、元谷友貴（31＝フリー）と対戦する、井上直樹（23＝Serra Longo Fight Team）が22日（月）都内にて公開練習を行った。

　井上は総合格闘技のほか、キックボクシングやシュートボクシング、ブラジリアン柔術のアマチュア大会に参戦し経験を積み、15年DEEPでプロデビュー。10連勝するなど飛躍を見せ、17年4月に日本人最年少となる19歳でUFCと契約。

　17年6月のUFCデビュー戦で判定勝利したが、自身の肩の脱臼によりその後の試合を欠場。約1年ぶりとなった18年6月の復帰戦と19年2月のCFFCでの試合で2連敗となった。19年12月にはDEEPに凱旋し、北田俊亮に一本勝ち。今年2月にはRIZIN初参戦を果たし、レント・ガーダムをフルマークで下し、デビュー戦勝利。続く8月には渡部修斗にリアネイキッドチョークで連勝した。

　ミット打ちを披露した井上は「凄い調子が良い感じで練習ができていて、新しく始めた練習も自分に合っているなと感じていて、今はすごく調子が良い感じです」と好調ぶりをアピールする。

　元谷と対戦する上で、「打撃は（自身が）勝っていると感じていますね。そこで戦って行けたら。打撃も寝技も両選手出来ると言われているので、負けないようにしたい」とストライキングで上回っているとの自信はある。

　井上は、那須川天心と接戦を演じたRISEで活躍するファイター・志朗と練習を共にしている。「志朗選手は）キックの選手で凄い上手いんですが、スパーをやっていて自分が成長を感じてきているので、打撃の調子は凄い上がってきていると感じています」とその効果を実感している。

　元谷の強みは、組んだ後のギロチンチョークなど極めの強さだ。「打撃も自信あるし、四つ組からの練習もしているので、自信はあります。組まないように、相手の得意なところに持っていかれないように気をつけていきたいと思います」と、相手の得意な展開での戦いを避け、戦いたいところだ。

「次の試合で勝つことが大きい所です。タイトルにも挑戦したいと思っています。今回は必ず勝ちに行く気持ちで挑みたいです」と試合にかける思いを話した井上。この試合に勝利し、バンタム級タイトル戦線で存在感を示すことができるか。

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