TOP > ニュース 一覧

【RISE】若手女子4名によるトーナメント開催、優勝者は王者・紅絹の挑戦権決定戦へ進出

フォロー 友だち追加
2020/12/24(木)UP

宮崎小雪ら若手女子4人によるワンデーT

 1月17日(日)東京・新宿FACEで開催される女子キックボクシング興行『RISE GIRLS POWER.4』の対戦カードが発表された。

 18時より本戦開始となり、同日の12時30分からは同じ会場にてRISEの若手中心興行『RISE EVOL.7』も開催される。

 紅絹を頂点とするアトム級(-46kg)で、若手ファイター4名によるワンデイトーナメント『アトム級 NEXT QUEENトーナメント 2021』が行われる。

互いに打ち合う宮崎(左)と小林(右)=今年10月

 エントリーしたのは宮﨑小雪(17=TRY HARD GYM)、小林愛理奈(20=FASCINATE FIGHT TEAM)、佐藤レイナ(21=team AKATSUKI)、奥脇奈々(23=エイワスポーツジム)。このトーナメント優勝者が紅絹が保持するアトム級タイトル挑戦者決定戦へ進出、後日ほかトップ選手とワンマッチで挑戦権を争う。

 準決勝の対戦カードは前日計量時に抽選で決定、トーナメントは1日で決勝戦まで実施される。(準決勝 3分3R延長1R、決勝3分3R延長2R)

 宮崎はフルコンタクト空手の経験をベースに昨年11月、姉・若菜と共にRISEへ参戦。今年10月のリザーブマッチに試合5日前にオファーを受け出場すると、小林愛理奈の剛打にひるまないファイトを見せ判定勝利。11月大会に連続参戦するも、ミネルヴァ王者・Ayakaに2−0判定負けした。 

小林(左)の強烈パンチに、ヒザ蹴りで対抗する佐藤(右)=今年8月

 小林はパンチに自信を持つ強打者。こちらもフルコンタクト空手出身で、強烈な止まらない突きを武器に、主に関西圏での大会で多くのトロフィーを獲ってきた。今年2月にプロデビューし、現在は1勝1敗1分。宮崎へのリベンジに燃えている。

 佐藤は、無尽蔵のスタミナと手数を武器に、那須川梨々や寺山日葵、平岡琴などの国内強豪選手と対戦してきた。今年8月には小林に判定負けしている。現在不戦勝を挟んで4連敗しており、今回のトーナメントで一気に起死回生を図りたい。

ムエタイ才女・伊藤紗弥(左)の懐に入り込み打ち合いを挑む奥脇=昨年12月

 奥脇は日本ムエタイ界を賑わす「奥脇三兄弟」の長女であり、兄・一哉、弟・竜哉に負けないアグレッシブなファイトを身上とする。昨年6月、今年2月とWBC女子日本ピン級王座の決定戦を逃しており、今回のトーナメントを足がかりにRISEのベルトを狙いたい。

 小林はカード発表直後、早くもSNSで反応し「3人のうち2人は戦った選手、2人ともさらに強くなっとると思う。けど自分が1番強くなっとる」と気を吐いている。
 また奥脇も「2021年エイワで一発目は自分です。一年弱試合が出来なかったのですが、確実にレベルアップしてる」と意気込んでいる。

 他、アトム級の一戦(3分3R)では、祥子JSK(治政館)vs上真(じょうま/ROAD MMA GYM※上仮屋真莉からリングネーム変更)の、互いに二児を持つ母親ファイター対決。

 ミニフライ級(-49kg)の一戦(3分3R)では、沖縄からの刺客・坂本優(真樹ジムオキナワ)を宮﨑姉・若菜(TRY HARD GYM)が迎え撃つ。

■国内5連敗中の金子梓が正念場「僕の覚悟を見てください」

スランプ中の金子梓が正念場

 また、昼大会の『RISE EVOL.7』では、18年に田丸辰とスーパーフライ級タイトルを争った金子梓(新宿レフティージム)が参戦。新空手ファイターの匠朗(KSS健生館)と対戦する。

 金子は、韓国での勝利(2019年7月)以外、国内では5連敗中。最近は55kgで試合をすることが多かったが、今回から階級を戻しスーパーフライ級(-53kg)で再起を図る。

元Krush王者・瀧谷渉太(右)に強打を打ち込む金子

 対する匠朗はK-2 GRAND PRIX 2018軽量級3位の実績を持つ。2020年は5戦し4勝1敗でここ2戦は連続KO勝利と絶好調だ。格上の金子を破りスーパーフライ級戦線で頭角を現すか。

 金子はSNSで「階級を戻したから勝てるなんて、これっぽっちも思ってません。それでも勝負する為に、階級を下げるだけ。なによりも結果が欲しい。僕の覚悟を見て下さい」と決意をしたためている。

<対戦決定カード>
『RISE GIRLS POWER.4』

▼アトム級(-46kg) NEXT QUEENトーナメント 2021
宮﨑小雪(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子-47kg級優勝)
小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM/第38回全日本空手道選手権大会2019軽量級優勝)
佐藤レイナ(team AKATSUKI/初代TRIBELATEピン級王者)
奥脇奈々(エイワスポーツジム)
※準決勝の対戦カードは前日計量時に抽選で決定
※トーナメントは1日で決勝戦まで実施(準決勝 3分3R延長1R、決勝3分3R延長2R)

▼アトム級(-46kg) 3分3R
祥子JSK(治政館)
vs
上 真[じょうま](ROAD MMA GYM)※上仮屋真莉からリングネーム変更

▼ミニフライ級(-49kg) 3分3R
坂本 優(真樹ジムオキナワ)
vs
宮﨑若菜(TRY HARD GYM/2019年KAMINARIMON全日本女子トーナメント-52kg級優勝)

▼-53kg契約 3分3R
山本知美(FAITH/KAMINARIMON全日本女子-57kg級準優勝)
vs
上野hippo宜子(ナックルズGYM)

『RISE EVOL.7』

▼スーパーフライ級(-53kg) 3分3R延長1R
金子 梓(新宿レフティージム/バンタム級7位)
vs
匠 朗(KSS健生館/K-2 GRAND PRIX 2018軽量級3位)

▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R延長1R
平野凌我(MTS/同級9位、英雄伝説アジアトーナメント3位)
vs
郁 弥[ふみや](山口道場/DEEP☆KICK -57.5kg4位)

▼フェザー級(-57.5kg) 3分3R
福島草太(MASTER JAPAN)
vs
周 葉(TARGET SHIBUYA)

▼ライト級(-63kg) 3分3R
野口紘志(橋本プレボ)
vs
藤井重綺(トイカツ道場)

▼スーパーフライ級(-53kg) 3分3R
数島大陸(及川道場/第30回全日本新空手道選手権大会 K-3GRAND PRIX 2019軽軽量級優勝)
vs
蓮(BOSS GYM)

フォロー 友だち追加

●編集部オススメ

・小林愛理奈とJKファイター宮﨑小雪が舌戦「JK若くてええやん」(小林)「は?舐めてんの?」(宮﨑)

・8頭身JKファイター・AKARIが計量パス「年内最後、気持よく終わり来年ベルト獲る」

・原口健飛の弟子・小林愛理奈、空手仕込みの強烈ボディ連打で佐藤レイナ破る

・20歳の女子空手家・田渕涼香が大金星、小林愛三からダウン奪い勝利

・ぱんちゃん璃奈、新生KNOCK OUTで3階級制覇宣言「喰いたい人がいればぜひ来て欲しい」と女子ファイター参戦を呼びかけ

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!

こんな記事も読まれています

関連動画

関連記事

」をもっと見る

TOP > ニュース 一覧