【ONE】2月タイトル戦に挑むデメトリアス・ジョンソン、コロナ禍の練習制限に苦心「今、世界は以前のようじゃない」
2021年2月24日、アジア最大級の格闘技団体『ONE Championship』(以下、ONE)の世界フライ級王者アドリアーノ・モラエス(ブラジル)とのタイトルマッチに挑戦する元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソン(34=米国)が、新型コロナウィルス感染拡大に伴う練習環境の大きな変化に苦心している。
ジョンソンは25日に投稿された米MMAメディアSherdogの取材で「(住んでいる)ワシントン州は厳密的には“隔離”されている状態さ。練習環境は少人数で行わないといけない。(UFC時代に)レイ・ボーグやヘンリー・セフードと戦った時と段違いさ。健康被害を避けるためにも4人だけのグループ練習。おかげで誰もコロナ感染していないが、練習だけを考えると、一番厳しい状況だ」と、練習がままならない状況を告白。
さらに、ワシントン州がロックダウン(行動規制)を来年1月4日まで伸ばしたことにより「フラストレーションがいっぱいさ。今や世界は以前のようじゃない」と、悩ましい気持ちを吐露した。
UFC世界フライ級王者として歴代最多の11度防衛を記録したジョンソンは2018年にONEへ電撃移籍。
”史上最高のパウンド・フォー・パウンド”の評価に相応しく、19年3月に開幕したフライ級WGPでは、若松佑弥、和田竜光、ダニー・キンガッド(フィリピン)を下し、グランプリを制した。
しかし、30代半のジョンソンは昨年10月13日の日本大会でのキンガッド戦以降、試合を行っていない。
1年4ヶ月間以上の試合の空きに「やってみれば分かるだろう。これまでもそうやって、魅せる試合をしてきたし、自分ができることをやってきた。気持ちの覚悟はできているし、肉体的な準備は常に確認しているさ」と、いくつもの困難を乗り越えてきた王者らしい態度をみせた。
▶︎次ページは(動画)、ジョンソンがUFC時代に見せた神業!伝説の“スープレックス・アームバー”!
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