【RIZIN】堀口恭司、朝倉海を沈めたカーフキックは「プラン通り」ベラトール王座も奪還へ
12月31日(木)にさいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』のメインイベントで行われた[RIZINバンタム級タイトルマッチ]で王者・朝倉海(27=トライフォース赤坂)を下して、ベルトを巻いた堀口恭司(30=アメリカン・トップチーム)が試合後のインタビューに出席した。
試合は、堀口が右のカーフキックで、朝倉のバランスを崩させ、3発目で朝倉はこれに膝をついて倒れる。足にダメージが見受けられる朝倉に、堀口は右フックで撃墜し、パウンドを追撃してKO勝利した。長期戦線離脱をものともせず、衝撃のKO勝利で、ベルトを取り返した。これで朝倉と堀口の対戦は、1勝1敗となった。
念願のタイトルマッチで勝利した堀口は、笑顔で「前回KO負けして親を泣かせちゃったので、今回は勝ててよかったです。(大晦日のリングは)いい会場だなと思ったし、パフォーマンス的には練習でやってきたことが出たなと思いました」とコメント。
堀口は「プラン通りです」との言葉通り、今回の対策には、これまでに得意としていた遠い距離からのスピード感のある打撃に加え、カーフキックやグラップリングを用意していたと語る。グラップリングはリング上で対峙した際に、出すべきではないと判断し、カーフキックを見事に効かせて、見事にKO勝利につなげた。
「寝技をやろうと思ったけど、(朝倉が)そっちに気を取られていたので、カーフキックでいけるなと思って」と朝倉が自身の寝技への引き込みを警戒していたと察知し、カーフで攻撃を組み立てる作戦を遂行した。
昨年、朝倉と対戦した際は、怪我も含め「ボロボロだったので、(休みをとったことは)いい期間だった」を振り返る。次に、堀口が狙うのは一度獲得したが、怪我で19年11月にRIZINのベルトと共に返上したベラトールのベルトだ。「それも取りに行きたいです」と高らかに宣言する。
ただ、堀口いわく「あんまり試合はコンスタントに、30(歳)なのでできないかなというのはあります。自分のヒザや体調と相談しながらできるならやっていきたい」と焦りは全くなく、万全の状態を作り上げてから、アメリカに乗り込む。
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