【K-1】武尊に挑むレオナ・ペタス、目指すはKO勝利で王者、亡き母との約束へ
(※3月28日(日)東京・日本武道館に延期)
1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4~』。本大会で[K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]に出場する挑戦者レオナ・ペタス(28=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS)のインタビューが主催者を通じ届いた。
レオナは、かねてより王者・武尊(29=K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)への挑戦をアピールしてきた。昨年7月のKrush王座防衛直後、リング上から武尊へ挑戦を直談判し、武尊もそれを快諾。11月の福岡大会で実現する予定だったが、武尊が左拳を骨折したため延期に。改めてこの1月の『K’FESTA.4』で実現する運びとなった。
11月大会での対戦が流れた時を振り返ると、レオナは「最初に試合が流れたときは『マジか…』と思って、自分の中で消化するのに時間はかかりました」とショックだったとのこと。しかし「それで落ち込んでいてもしょうがないし、試合が伸びた分、自分が強くなればいいだけの話」と気持ちを切り替え、この1月に向けてトレーニングを積んだという。
悲願ともいえる武尊戦。ただ勝てばいいわけではなく「僕はただ勝つだけじゃなくてKOで勝ちたいので、自分が持っているすべてを出し切りたいですね」と目指すはKO勝利。判断の難しい判定ではなく「僕はこの試合こそ完全決着で終わらせたいです」と、明確な決着をつける構えを見せた。
常に武尊戦を口にしてきたレオナが歩んできた道は、決して平坦なものではなかった。「(昨年)3月の『K’FESTA.3』では真ん中くらいで試合をしていた自分が、10ヶ月後にはタイトルマッチで武尊選手と戦うところまで来た」と、誰も文句のない実績を重ねチャンスをつかんでいる。
「僕がここ数年K-1・Krushのリングで残してきた結果は誰にも負けてないと思うし、純粋な強さだけでいったら僕がスーパー・フェザー級で一番」と、積み重ねたキャリアと実力には絶対の自信を持つレオナ。「あとは武尊選手に勝って、それを証明するだけですね」と、亡き母と約束したというK-1王座奪取に向かい、レオナは決意を新たに決戦に臨む構えだ。
●編集部オススメ
・拳骨折の王者・武尊が「最高の状態に仕上げる」対戦1勝1敗のレオナと共に”完全KO決着”宣言
・武尊が拳骨折でレオナとのタイトル戦が中止、復帰まで半年か=11.3福岡
・【RIZIN】那須川天心、K-1王者・武尊の来場に「長い一歩を前進できた」1.24武尊の観戦へ前向き
・武尊、怪我の左拳は万全「試合まで120%持っていける」質を高めたボクシング練習強化
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!