元ベラトール王者チャンドラーのUFC初戦が決定「ヤツにとっての悪夢になる」とマクレガー挑発も
2021年1月23日(土・現地時間)に開催される『UFC 257』にて、元ベラトール・ライト級王者のマイケル・チャンドラー(34=米国)のUFCデビュー戦が行われることが1月4日に正式発表された。
“ミスター・ベラトール”と呼ばれたチャンドラーは20年9月にUFCへ電撃移籍。年内の初陣が期待されたが、実現されなかった。
チャンドラーの相手はライト級ランキング6位の実力者ダン・フッカー(30=ニュージーランド)。過去2年間で3勝1敗の成績を収めているフッカーは、前戦で20年6月にダスティン・ポイエーに判定負けしたが、その激闘ぶりは高く評価された。
チャンドラーは当初、UFCライト級トップ戦線の一人、トニー・ファーガソン(米国)との対戦を熱望しており、それが叶わない形となったが、その視線の先は既にフッカー、ファーガソンを飛び越え、同じライト級で世界的スーパースターのコナー・マクレガー(32=アイルランド)に向かっている。
チャンドラーは5日のESPNのブレット・オカモト記者の取材で、マクレガーについて尋ねられると「レスリングの実績とパンチ力、打撃とテイクダウンを織り交ぜる能力、試合の主導権など、私の持っている能力を考えると、私はヤツにとって“悪夢”のような存在さ」と早くも挑発。代理戦争的な“ベラトールvs UFC”元王者対決の実現に意欲を見せた。
チャンドラーはレスリングのオールアメリカンを経て09年にMMAに転向し、11年のベラトールライト級トーナメント決勝でパトリッキー・“ピットブル”・フレイレにフルマークの判定勝利を収め優勝。同年11月に行われたライト級タイトルマッチで王者のエディ・アルバレスにリアネイキッドチョーク極めてタップを奪い王座獲得に成功した。
その後、敗北し王座から陥落するもベルトを取り返し3度王座に就いている。また、19年12月29日にRIZIN協力のもと開催された『BELLATOR JAPAN』に出場するために来日。シドニー・アウトロー(米国)を1R KOで下し、日本のファンに大きなインパクトを残した。
チャンドラーのUFCデビュー戦となる『UFC257』のメインイベントは、マクレガーvs元UFC世界ライト級暫定王者ダスティン・ポイエー(31=米国)のビッグマッチ。“前座”を務める元ベラトール王者がどの様な試合を見せるかに、注目が集まる。
▶︎次ページ(動画あり)は、元ベラトール・ライト級王者チャンドラーのKOハイライト集!
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