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【ONE】“6秒KO勝利男”カピタンが、わずか2戦目でタイトル挑戦=1.22

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2021/01/08(金)UP

カピタン(左)が王者・ラマザノフ(右)に早くも挑戦

 1月22日にシンガポール・インドアスタジアムにて行われる『ONE: UNBREAKABLE』のメインイベントでは、ONEバンタム級キックボクシングタイトルマッチとして、世界王者アラヴァディ・ラマザノフ(26=ロシア)が同級2位カピタン・ペッティンディーアカデミー(28=タイ)を迎える。

 ラマザノフは13歳でムエタイを始め、10代で国際アマチュアムエタイ連盟(IFMA)の世界選手権で3度優勝。その後ムエタイの本場・タイに渡り、プロムエタイファイターとしてデビューした。

左ロングフックを顔面直撃させる王者・ラマザノフ

 18年10月、ONEデビューするといきなりルンピニー二階級制覇・ペットモラコットと対戦。判定勝利をもぎとって見せた。2戦目でも57秒KO勝利を飾った。
 19年12月、ONEバンタム級キックボクシングの初代世界王座決定戦として、ジャン・チェンロンと争い判定勝利。見事初代王座に輝いた。

 対するカピタンは、ペットモラコットやペッダムと同門のムエタイ戦士。ルンピニースタジアムおよびWPMFの王座を手にしたムエタイの超強豪の一角だ。
 昨年9月のONEデビュー戦では、武林風やEnfusionタイトル経験を持つペッタノンに、驚きの”6秒KO勝利”を挙げて注目された。

 ONEバンタム級キックボクシングでは、秋元皓貴が昨年10月にジャン・チェンロンを下し、王座戦へ大きな一歩を進めている。
 現王者・ラマザノフは、6秒KO男・カピタンを相手に初防衛戦をクリア出来るか。

王者・アーセル(左)vsハイダ(右)

 またコーメインイベントでは、ONEライト級キックボクシングタイトルマッチとして、王者レギン・アーセル(オランダ)が同級2位のムスタファ・ハイダ(イタリア)を迎える。

 アーセルはテコンドーをベースとし、武林風やロシアの『W5』などで活躍。米国・ラスベガスを拠点とする団体『ライオンファイト』ではスーパーミドル級王者として4度の防衛に成功している。

 ONEには18年4月にデビューし、2連勝。19年5月には元GLOLY王者ニキー・ホルツケンを破り初代王者を獲得した。同年10月にはホルツケンとのダイレクトリマッチも制している。
 16年5月からはキックボクシングルールでは無敗を記録している。

ホルツケン(左)にバネのあるパンチをヒットさせるアーセル

 対するハイダはWAKOプロインターコンチネンタル王座やISKA世界-72.5kgチャンピオンシップを勝ち獲ってきた強豪。
 ONE参戦前はベラトールを主戦場にしており、ONEには18年9月に参戦し勝利デビュー。しかし翌年2月には前述のホルツケンに敗れており、今回の勝利し間接的にもホルツケン越えもしたい所だ。

 下馬評ではアーセル有利だが、ハイダは最近の2勝はKOで勝っており、番狂わせもあり得そうだ。

▶︎次ページ(動画あり)は、カピタンの右ストレート一閃!6秒KO劇の映像

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