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【ONE】青木真也と対戦する強豪ナカシマ「スタンドの戦いが自分には有利」=1.22

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2021/01/21(木)UP

強烈なパウンドを叩き込むナカシマ©️ONE Championship

 1月22日(金)にアジア最大級の格闘技団体『ONE Championship』がシンガポール・インドアスタジアムで開催する『ONE: UNBREAKABLE』で、元ONE世界ライト級王者の青木真也(37=EVOLVE MMA)と対戦するジェームズ・ナカシマ(32=米国)の現地インタビューが20日、主催者より発表された。

 19年10月の日本大会『ONE: Century』以来1年3ヶ月ぶりに本戦出場を果たす青木の相手のナカシマは、レスリングを主体にした強豪ファイター。レガシー・ファイティング・アライアンス(LFA)ウェルター級王者の肩書を持ち、MMA戦績は12勝1敗。19年8月に岡見勇信から判定勝利を収め、その実力が本物であることを証明した。
 昨年11月のウェルター級タイトルマッチで王者キャムラン・アバゾフ(キルギス)に挑戦し、4R TKO負けで王座獲得を逃したものの、その激闘ぶりから高い評価は変わらず。今回、一階級下のライト級に落として、日本のレジェンドと対戦する。

岡見に強烈な左ローキックを放つナカシマ(左)©️ONE Championship

 ナカシマは青木の印象と自身の戦略について「アオキはサブミッションのスペシャリスト。だからこそ、自分のポジションを意識して、危険な状態になったらきちんと対応できるよう、サブミッションのディフェンス、アームバーのディフェンス、チョークのディフェンス、足関節のディフェンスの対策をしてきた。それ以外には、自分の戦略に基づいて、自分のペースで試合を進める」と、“青木対策”の入念な準備をしたことを明かす。

 勝負の鍵については「もちろん、スタンドでの戦いに持っていく方が自分には有利だと思う。しかし、寝技での戦いになることも確率としては高いと思うので、どんな展開になっても対応できるように、またより強いグラップラーであることを見せる。一番大事なのは、どんな試合展開になっても安定した対応をすることだと思っている」と、全局面での“隙のない”対応に加え、より長い時間のスタンドの展開が勝利を引き寄せるとした。

日本レジェンドの青木(左)と米国強豪ナカシマ(右)が激突!©️ONE Championship

 長年、世界トップクラスの戦いを続けてきた青木の経験値の高さも、問題ないと気にかけない様子のナカシマ。さらに「試合がスタンドで進んでいけば、スタンドでフィニッシュする」とし、青木の得意なグラウンドの展開については「無理に勝負することはない」と、勝敗にこだわった戦いを遂行する構えだ。

「仮に元ONE ライト級世界王者である青木真也選手に勝利したら?」と質問を振ると、その後に戦いたい相手に現ライト級王者のクリスチャン・リーの名前などを挙げ、タイトルマッチ挑戦に意欲をみせた。

 1.22シンガポール大会、階級を下げてタイトル挑戦を狙うナカシマと、ONE参戦の日本人選手の中で大黒柱的存在の青木がどのような戦いぶりを見せるのか、期待される。

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