【RIZIN】平本蓮、MMAデビュー完敗に「自分にムカついた」萩原は「興奮して朝まで寝れなかった」
昨年大みそかの『 RIZIN.26』で萩原京平(SMOKER GYM)に2R 1分29秒でTKO負けした平本蓮(THE PAN DEMONIUM)。この舞台裏映像とインタビューが1月21日、RIZINのWeb番組『RIZIN CONFESSIONS#64』で公開された。
試合は萩原のペースで試合が進み、2Rにパウンド連打で平本の逆転は困難とみたコーナーからバトンが投げ込まれ、レフェリーが割って入り試合終了した。
開始早々、萩原はタックルに見せかけて、右のオーバーハンドを振ったが、平本がそれに合わせてワンツー。その映像を見ながら、萩原は「まさかワンツーを合わせるとは思わなかった」と驚き、平本は「これは効いたんですよ、これで。足グラついてたんで」と嬉しそうに話す。
実際の試合は萩原のワンサイド勝利に終わったが、実は“紙一重”の攻防があったことがわかる。
テイクダウンに成功した萩原がトップポジションをキープしながらヒジやパウンドを落とし続けたその後の展開を観ながら、萩原は平本が「嫌がっている」と感じたと笑みを漏らしながら話し、一方の平本は「別に痛くなかった」と意地を見せる。
戦前から唯我独尊な堂々とした態度の平本だったが、1R何もできなかった状況の中、セコンドからの「巻き返せるから大丈夫」との激励の声を「巻き返さないといけない」と感じてしまい、逆に焦ってしまったと話す。
続けて、MMA初戦での長い時間のグラウンド展開に、無駄な動きでスタミナ切れを起こし、メンタル面でも「テンパっちゃってた」と心身ともに窮地に立たされていたことを認めながらも「自分にムカついた」「負けとか負けって思わない」「絶対にチャンピオンになる」と、世界のトップになるとの変わらない強気の姿勢を見せた。
また、戦前に平本にトラッシュトークで好き放題されながら、完勝した萩原は「自分でも自分の事まだまだやと思うのに、そのまだまだな僕にやられている平本君はもっとまだまだでしょうね」と一矢を報い、「試合終わった後も、興奮して朝まで寝れなかった」と満面の笑みで語った。
大会の“裏メイン”として大きな話題を呼んだ対戦の後、敗れた平本はMMAの本場アメリカ行きも視野に入れながらさらにMMA練習に集中する事を口にし、勝利した萩原はそのターゲットを“朝倉未来”に向ける。両者の今後の動向が注目される。
映像はこの他、RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ「浜崎朱加vs山本美憂」と、「シバターvs HIROYA」の舞台裏も紹介している。
▶︎次ページ(動画あり)は、平本vs萩原戦などの舞台裏を見せる『RIZIN CONFESSIONS#64』
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・平本蓮、2週間遅れの試合後インタビュー「やっちまった、これも成長っす!」厳しい自己採点とアメリカ行きの決意
・朝倉未来、平本蓮を評価「凄いポテンシャル、いつでもやっていい」=平本陣営・長谷川賢と対談
・K-1王者・木村ミノル、平本蓮の初MMA戦を語る「評価は落ちてない」堀口カーフキックについても言及
・萩原京平、弥益ドミネーターと対戦希望「勝ち方次第で朝倉兄貴に挑戦できる」
・“人類最強の男”ヒョードルが新型コロナ感染、嗅覚を失い肺炎も無事に退院へ
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!