2021/01/25（月）UP
（最終更新：2021/01/25 08:48）

KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座の決勝戦に挑む小笠原瑛作、KING強介と対戦する

　3月13日（土）東京・後楽園ホールで開催される『KNOCK OUT ～The REBORN～』の記者会見が、1月24日（日）都内にて行われ、主要対戦カード7カードが発表された。

　KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦で小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）とKING強介（京都野口ジム/Team fight bull）が対戦する。

　当初、この王座決定戦は昨年11月8日のREBELS-RED 55.5kg級王座決定トーナメント（REBELSがKNOCK OUTと大会名を統一するために名称変更）の準決勝で勝利した小笠原瑛作と小笠原裕典による兄弟対決で実施予定だったが、兄・裕典が階級変更により辞退したために、裕典と準決勝で対戦したKING強介が進出となった。

小笠原の鋭い肘打ちが相手のテンプルにヒット！KO勝利する＝17年8月

　2018年10月の『REBELS』で強介に判定勝ちしている瑛作は「今回の試合は勝って当たり前。前回も圧倒して勝っているので今回は内容をしっかり見せて勝ちたいと思います」と返り討ち宣言。

　ベルトへの想いを聞かれると「僕はREBELS、KNOCK OUTに初期からずっと出て育ててもらいました。このベルトは僕のためにできたもの。獲ることで次への道が開けてくると思うので、今回しっかりベルトを巻きます」とベルト奪取に自信を見せる。

会見に出席した左から龍聖、小笠原、宮田P、安本

　また、龍聖、安本晴翔とKNOCK OUTでは若い選手たちの活躍が目立っていることを受け、「龍聖選手、安本選手の2人とも強いですし、僕とは階級もそんなに離れていません。海外の選手も呼べない状況なので、55kgのベルトを獲ってからは彼らとの対戦もあるんじゃないかなと思っています」と対戦の可能性もあると興味深いコメント。

　最後に「しっかりベルトを獲って僕がKNOCK OUTを引っ張っていきます。観ているみんなの心に残るような熱い試合をします」と激闘を予告した。

　なお、会見を欠席した強介からはコメントが届いており、「新生KNOCK OUTの門出の大会でこのような試合が組まれたのは宿命なのかなと思います。絵に描いたようなシナリオを全てぶっ潰して、混沌とした状態から新たな希望が生まれる。その役割を任されたと思っています。従来ならKOしますだとか、派手に盛り上げるように初回から倒しにいきますとか言うのが当たり前だと思うのですが……今回の俺は、全てのラウンドを完封して判定フルマークで勝ちにいきます。試合の面白さ以前に、若くて強い奴に、地べたを這いながら気張ってきた親父が勝つからこそ面白い。新生KNOCK OUTは混沌から始まります。乞うご期待」としている。

　また、今回の小笠原vsKING強介に加え、スーパーミドルとスーパーライト級の王座決定トーナメントほか、ワンマッチ2カードの全7カードが発表された。以下の通り

▼KNOCK OUT-RED スーパーバンタム級王座決定戦 3分5R・延長1R
小笠原瑛作（クロスポイント吉祥寺）
vs
KING強介（京都野口ジム/Team fight bull）

▼KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R
鈴木千裕（クロスポイント吉祥寺）
vs
久保政哉（Monolith）

▼KNOCK OUT-BLACK スーパーライト級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R
与座優貴（橋本道場）
vs
宮越慶二郎（拳粋会宮越道場）

▼KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R
松倉信太郎（TRY HARD GYM）
vs
小泉　竜（池袋 BLUE DOG GYM）

▼KNOCK OUT-BLACK スーパーミドル級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R・延長1R
吉野友規（STURGIS新宿）
vs
田村　聖（拳心館）

▼フェザー級　REDルール　3分3R・延長1R
安本晴翔（橋本道場）
vs
ペットシラー・FURUMURA-GYM（タイ/FURUMURA-GYM）

▼フェザー級　BLACKルール　3分3R・延長1R
龍聖（TRY HARD）
vs
大脇　武（GET OVER）

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