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【KNOCK OUT】“超攻撃型ムエタイ”スアレックが重森陽太に競り勝ち、創世のタイガGP制覇

2020/09/13(日)UP

スアレックが延長ラウンドで髙橋を下し決勝進出

▼第3試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3回戦(延長1R) REDルール
○スアレック・ルークカムイ(スタージス新宿/REBELS-REDライト級暫定王者)
TKO 延長R 0分45秒 ※ツーノックダウン (本戦は1-0 ※29-28、29-29、29-29)
●髙橋 一眞(真門ジム/NKBライト級王者)

 髙橋はNKBライト級王者の肩書きを持つ26歳。全員がNKB王者である”髙橋三兄弟”の長男であり、冷静な試合運びと激しい打ち合いを両立させるスタイルで人気を博している。本トーナメントに参戦する重森陽太には昨年2月に敗北しており、1年半越しのリベンジに燃える。

 スアレックは”超攻撃型ムエタイ”の異名を持つムエタイファイター。強烈な左右ミドルとフックでアグレッシブなファイトを展開し、レベルスではスーパーライト、ライト級の2階級を制覇している。

 1R、髙橋が長く速い右ローでスアレックの前足を削るが、スアレックが帳消しにするような右ミドルを強烈にヒット。重く鈍い音に会場からどよめきの声が起きる。高橋がリーチ差を活かし右ロー、左ミドルを刻み、スアレックが要所で右ミドルを返す展開。

 2R、髙橋が右ローを連打し、スアレックをロープに釘付けにする。スアレックの右ミドルの打ち終わりにも髙橋が右ローを返し、スアレックが体をひねって嫌がるシーンも。強引に前に出てパンチを振るスアレックに、髙橋は下がって距離をとり、打ち終わりの右ローを徹底する。

 3R、距離を詰めパンチを振るスアレックに髙橋も応戦。至近距離ではヒザを突き、スアレックの左右のフックにヒジで応戦する。強引に攻め込むスアレックに右ロー、右ストレートで真っ向勝負の髙橋。バランスを崩すシーンはあるが、致命打を許さない髙橋を攻めるスアレックの展開のまま本戦終了のゴングが鳴った。

 判定はジャッジ1名がスアレックを支持したものの、残り2名がドロー。第2試合に続き延長へ。

 延長開始直後、リングの中央で火が出るような打ち合いを見せる両者。ヒジ、パンチが飛び交う中、スアレックの右フックが高橋のテンプルをとらえ髙橋がダウンを喫する。立ち上がった高橋へ襲いかかるスアレックは、距離を詰めパンチ連打。髙橋は耐え忍んだが、最後は崩れ落ちるように2度目のダウン。トーナメント規定により2度目のダウンを喫した高橋にストップがかかり、スアレックがTKO勝利で決勝進出を果たした。


重森が延長ラウンドで小川を制し決勝進出

▼第2試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメント一回戦 3分3回戦(延長1R) REDルール
●小川 翔(OISHI GYM/WBCムエタイ日本統一ライト級王者、ホーストカップスーパーライト級王者)
延長判定0-3 ※三者とも9-10(本戦は1-1 ※29-28、29-30、29-29)
○重森陽太(伊原道場稲城支部/WKBA世界ライト級チャンピオン)

 小川は名門OISHI GYMで腕を磨きREBELS-MUAYTHAIライト級、WBCムエタイ日本ライト級、HOOST CUP日本スーパーライト級のタイトルを次々と奪取。直近では3連敗中と波に乗り損ねているが、豊富なトーナメント参戦経験を武器に優勝を狙う。

 重森は”神撃キッカー”の異名を持ち、多彩な蹴り技を武器に新日本キックボクシングで2階級制覇を達成、昨年7月にはWKBA世界ライト級王座を戴冠している。昨年11月のKNOCK OUTでは翔・センチャイジムとダウン応酬の激戦の末4RTKO勝利。同門の先輩・江幡塁に続くKNOCK OUTのベルト奪取なるか。

 1R、重く鋭い小川の左ミドルの炸裂音が会場に響く。重森は左前蹴り、左ジャブで様子見。小川はプレッシャーをかけ左右ミドル、フェイントをいれた右カーフキックを見せるが、双方連打は見せず静かなラウンド。

 2R、足を使う重森が小川の左右ミドルを空転させる。小川の距離を詰めたボディに重森は左ミドルを返し、小川を打ちっ放しにさせない。ラウンド中盤に小川が強引に放った左フックがテンプルにヒット。距離を詰めガードの上からパンチをまとめプレッシャーを強める。

 3R、小川が前進し右オーバーハンドフック、左フックでプレッシャー。ボディにもパンチを散らし、何度も重森の腹をとらえる。重森は強い前蹴りで距離を取りたいが小川の前進は止まらず。重森が足を使い小川が追う展開のまま試合終了。ジャッジは三者三様の判定で延長へ突入する。

 延長R、小川の入り際に縦ヒジ、テンカオを突き刺す重森。左右フックし、左右ボディで前進する小川へ、ボディにフェイントに入れた重森の右ストレートが2度クリーンヒットする。小川の手数は止まらないが、ガードを固め顔面へ打ちこませない重森が距離をキープしたまま試合終了のゴングを迎えた。

 延長判定は有効打を許さずクリーンヒットを奪った重森を全ジャッジが支持。重森が小川を下し決勝進出を決めた。


古村が技術を駆使し中澤に勝利

▼第1試合 創世のタイガGRAND PRIX 61.5kg RED 初代王座決定トーナメントリザーブマッチ 3分3回戦(延長1R) REDルール
○古村匡平(FURUMURA-GYM)
判定3-0 ※29-28、30-28、30-28
●中澤良介(TRY HARD GYM)

 トーナメントのリザーブファイトとして行われる一戦。2月の無法島GRAND PRIXで丹羽圭介を下した古村と、2019年RISEスーパーフェザー級新人王を獲得した中澤がチャンスを争う。

 1R、お互いにローを出し合う静かな展開から古村が右ミドルで圧力を増す。右フックがヒットし一瞬中澤の動きが止まると、古村が一気に距離を詰めヒザをボディへ。離れて右ミドル、ハイで中澤を攻める。

 2R、古村が右オーバーハンドフックをヒット。後退する中澤を追うと、首相撲からヒジ、ヒザの連打で追撃する。中澤が離れながら右ストレートをヒットさせるも、古村が右ミドル、左ハイと多彩な攻撃で猛攻。距離にかかわらず主導権を握る。

 3R、パンチで勝負したい中澤の距離を古村が前蹴り、右ミドルで外す。中澤は前進し右ボディストレートを起点に左ボディ、右ストレートで古村に迫る。古村はガードを堅め、左右ストレートで反撃。至近距離のヒザで中澤のパンチ連打を止める中、試合終了のゴングを迎える。

 判定は古村が全ジャッジから支持を受け勝利。トーナメントリザーバーの権利を得た。

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