【シュートボクシング】新王者・笠原友希、兄・弘希と一勝一敗の栗秋祥梧に「インパクトを残して勝つ」
2月7日(日)東京・後楽園ホールにて開催される『SHOOT BOXING 2021 act.1』では、SB日本フェザー級王者・笠原友希(19=シーザージム)が、レベルスからの刺客・栗秋祥梧(25=クロスポイント吉祥寺)と対決する。
友希は兄・弘希とともにSBのリングを席巻する次世代エース筆頭。昨年7月のRISEでは那須川天心に挑戦しKO負けを喫したが、その攻めの姿勢は那須川本人からも評価された。昨年11月にはTKO勝利でフェザー級王座を戴冠した。
対する栗秋は地元・九州で50戦以上のキャリアを積むと、18年に上京しクロスポイント吉祥寺に移籍。天性の当て勘を武器に国内外の強豪と渡り合っている。
友希は栗秋の印象を「強い選手とばかりやっていて、世界レベルの選手という印象があります。スピードがあり、キレも凄い」と警戒する。
しかし「でも僕も負けていません。栗秋選手は兄と2度対戦(2016年10月23日の初戦は弘希の2RTKO負け、2017年9月16日の再戦では弘希の3RKO勝ち)しているので、ここは僕が兄よりもインパクトを残してしっかり勝ちたいと思っています。栗秋選手は以前に植山(征紀)選手にSBのリングで2RTKO勝ち(2019年12月3日)しているのでSBの王者二連敗は許されません。SBの強さも見せないといけないとも思っています」と笠原兄弟としても、SB王者としても負けられないとする。
兄からのアドバイスは「詳しいことは言えませんが、ちょこちょこともらっています」と栗秋攻略法を授かっているようだ。
念願の戴冠を果たし、王者としての初戦となる。友希は「やっとスタート地点に立てたなと思います。以前のようなランキング1位のままだと、他団体の強豪選手は試合を受けてくれないこともありましたし、ベルトを持てたお陰でそういう選手ともやらせて頂けるようになったと思います。負けられないという気持ちもさらに強くなりました」と他団体の強豪相手に勝ち続けていきたいとする。
最後に「これからどんどん強い選手が当てられると思うので、ここは誰もが納得する内容でしっかり勝って、もっと上のレベルでSBの強さを証明するために大舞台からも声がかかる選手を目指します。まずは目の前の一戦に集中します。“SBにこんな強い兄弟がいる”という試合を見せます」と意気込んだ。
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