こんなKOは初、 何と頭に”力こぶ”が! 欧州MMA王者を倒したありえない“珍撃”
東欧ポーランドに本拠地を置く欧州最大のMMA団体『KSW』で、前代未聞のKO劇が起きた。
1月30日にポーランド・ウッチで行われた『KSW58』メインイベントのフェザー級タイトルマッチで、王者のサラディーヌ・パルナス(23=フランス)と、挑戦者のダニエル・トーレス(26=ブラジル)が対戦。
試合序盤、両選手はお互い組んだ状態から離れ、ほぼ同時にパンチを放つと王者パルナスが前のめりでダウン。すぐさまレフリーが試合を止めた。挑戦者による開始わずか109秒の決着も凄いが、それ以上に決まり手が普通ではなかった。
スローで再生された映像で確認すると、パルナスがワンツーを放ちながら頭を軽く下げると、挑戦者トレースの右フックの盛り上がった上腕(ちからコブ部分)がパルナスの頭頂部にヒットしながら通りすぎる。ヒットした瞬間、挑戦者のちからコブ部分はゴムボールのようにつぶれる感じは確認できるが、この衝撃で脳が大きく揺れたのか、パルナスが崩れるように倒れた。
拳がヒットしたのではなく、盛り上がったちからコブが頭部にヒットしてのKO劇。オープンフィンガーグローブより8オンスなどのボクシンググローブの方が脳が揺れKOが起こりやすいというが、ちからコブも同じことなのだろうか。
王座から陥落したパルナスはこれまで15戦して負けなし(14勝1分)で、初黒星がタイトル戦でこのような形のフィニッシュになったのは納得できないはずだが、パルナスは31日に自身のSNSで「不幸にも予想外の事が起きてしまった。しかし、もう終わったこと。さらに強くなって、リベンジする」とすぐに立ち直った様子。パルナスとトーレスとのダイレクトリマッチはあるのか、期待される。
▶︎次ページ(動画あり)は、欧州最大MMA団体KSWで起きた“ありえない”KO劇!
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