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【UFC】TKO負けの元K-1王者アリスターが鼻骨骨折、タイトル戦白紙で引退の可能性も

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2021/02/08(月)UP

試合直後、流血のアリスター右)。その肩を組むヴォルコフ(左)(アリスター自身のSNSより)

 2月7日(日・日本時間)米ネバダ州ラスベガスで開催された「UFCファイトナイト・ラスベガス18」でアレクサンドル・ヴォルコフ(ロシア)にTKO負けしたアリスター・オーフレイム(オランダ)が、試合中に鼻骨を骨折したことを明らかにした。

 ヘビー級ランク5位のアリスターは同級6位のヴォルコフとメインイベントで対戦し、2Rに極真空手出身のヴォルコフの強烈な左フックを貰いTKO負けした。

ヴォルコフのパンチがアリスターを襲う©Getty Images

 アリスターは7日に自身のSNSに、顔面を流血しうなだれ、ヴォルコフから肩を組まれる様子の写真を投稿。「ヴォルコフ、キミは真のウォリアーだ。おめでとう。昨晩は私の夜ではなかった。貰ったパンチで鼻骨を骨折し、そこから巻き返せなかった。今は怪我を治して家族と過ごし、すぐにでもジムにもどるよ」とコメントした。

敗れて肩を落とすアリスター(左)©Getty Images

 PRIDEやK-1で活躍し40歳となったアリスターはその前の5試合で4勝(4KO)して波に乗っており、ヴォルコフに勝利すれば、16年9月以来となる王座挑戦が見えてくるはずだったが、今回の敗戦でそのチャンスが遠のいたのは確実だ。

 戦前のインタビューでは、「ファイナルランの始まりだ。45歳まで戦い続ける気はない。王座を獲得したらすぐに引退するだろう」と語っていることから、今回のタイトル戦を遠ざけた敗戦が、アリスターの即時引退の引き金になる可能性も十分にある。果たして、復帰したアリスターはどの様な決断をするのか。

▶︎次ページ(動画あり)は、試合直後!顔面流血のアリスターが茫然自失の表情

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