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【RISE】原口健飛、白鳥大珠との頂上決戦は「KOでも判定でも”日本最高峰”を見せる」

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2021/02/13(土)UP

白鳥との決戦に臨む原口(c)RISE

 2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催される『RISE ELDORADO 2021』で、2019 RISE WORLD SERIES-61kgトーナメント王者・白鳥大珠(24=TEAM TEPPEN)と対戦する、2020 RISE DEAD OR ALIVE 2020 -63kgトーナメント王者・原口健飛(22=FASCINATE FIGHT TEAM)が12日、公開練習を行った。

 原口は、左右にスイッチしながら動きを確認するように、左ジャブ、ワンツー、アッパー、ローのシャドーを披露。さらに、サンドバックにも同様に繰り出した。

白鳥との決戦に向け公開練習を行なった原口(c)RISE

 現在の仕上がり具合を聞かれると「試合まで2週間ちょっとで、35%、40%くらいですね」という。原口自身、試合までの練習で85%、疲労を抜いて、試合当日は100%に仕上げる調整方法を実践している。「疲労を抜くのも練習の一つ、一気に疲労を抜いて試合に臨みます」との調整法は、20戦のキャリアの中で、自然と身についたものだ。

 ファンからも望まれていた白鳥に決まった際は「やりたくない」との思いもあり、複雑な心境であった。しかし、「決まれば盛り上がってくれてるし、(この試合について)色んな意見があるし、それを聞いて覚悟ができた。やるぞという気持ちになれた」という。

(c)RISE

 これまでのチャンヒョン・リーなどの強豪選手と戦う前には、ビビりな一面も見せていた原口。白鳥と対戦する上でも「めちゃくちゃビビってますよ」というが、「それが僕なんでいいんじゃないですかね」と、自身の個性の一つと認識している。

 改めて、白鳥の印象を聞いてみると「身長高くて、その身長を生かして戦えてるのでそこが1番の強みですね。手も長いし、足の長い、自分の距離感を分かっている」と分析する。

(c)RISE

 その白鳥への対策には、「白鳥選手だから、ファイトスタイル変えたりはないです。(どのように倒すとかは)決めていなくて、試合当日にどうするか考えようかな。誰が相手でも変わらないって感じです」と特別な対策や戦い方をするつもりはないという。原口の魅力である殺傷能力の高いパンチと蹴りを、相手の隙を見て、その場に応じて打ち込むのだろう。

ベルトを持って並ぶ原口(左)と白鳥

 逆に、白鳥にどのように戦ってほしいのか、聞いてみると「ガンガン来て欲しいのはありますけど、せっかく”最高峰の戦い”と言われているので、いきなりガツガツ来ても逆に面白くないかな。白鳥選手はめちゃくちゃ強いので、KO出来る自信は今はないですが、やっぱり見せて盛り上げて、試合を終わりたいと思っている。それがKOでも判定でも『(ファンが)日本最高峰を見れた』という戦いをしていきたい」と格闘技ファンが絶賛する最高のパフォーマンスを目指しリングに向かう。

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