【RISE】寺山日葵、難敵退け「成長できた」と安堵、“エヴァ生歌入場”に那須川天心「完璧だった」と絶賛
2月28日(日)神奈川・横浜アリーナで開催された『RISE ELDORADO 2021』の一夜明け会見が3月1日都内にて行われた。
第8試合 SuperFight! ミニフライ級(-49kg) 3分3R延長1Rに出場し、田渕涼香(20=拳聖塾)に判定勝利を収めた寺山日葵(20=TEAM TEPPEN)が会見に出席。試合の振り返りと、自身が持つ王座への挑戦権を争う女子トーナメントの展望を語った。
当初寺山は本大会において、ロッタン・ジットムアンノンの恋人兼推薦選手のアイーダ・ルークサイコンディン(タイ)と対戦予定だったが、新型コロナウイルスの影響により海外選手の入国が困難となり中止に。そこで寺山が対戦相手に田渕を指名したことで実現した。
寺山はRISE QUEENフライ級暫定王者・小林愛三からダウンを奪った田渕との一戦をクリアし「まずは勝ててほっとしています」と素直な感想。試合内容に触れると「内容で反省するところはたくさんあるので、そこを伸ばしていけるように練習していきます。田渕選手との試合のおかげで成長できました。この経験を無駄にせず、自信を持っていけるように努力したい」とさらなる高みを目指す構えだ。
女王として盤石の強さを発揮する寺山だが、今月28日にはその寺山への挑戦権を争うワンデートーナメントが開催される。出場者はAKARI(17=TARGET)、大倉 萌(大道塾 吉祥寺支部)、山本ユノカ(Kick Box)、宮﨑若菜(TRY HARD GYM)の4名。寺山はそれぞれの名前を挙げ「AKARI選手は以前から名前を挙げてくれている。相当倒したいんだろうな。大倉選手は強くていい選手。宮﨑選手もこの間のKOが印象的。山本選手はボクシングテクニックがあって、それぞれ武器が違っていい」と、全選手を評価。その上で「誰が勝ち上がってきてもそれ以上の経験を積んでいるので、王者らしく勝ちたいと思う」と、誰が来ても勝利は譲らない自信を見せた。
その寺山は本大会、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌う歌手・高橋洋子の生歌で入場を果たし、大いに話題となった。この入場について同日会見に出席した那須川天心は「あの入場は完璧だった。あれが発表してからエヴァの映画公開が発表されて(シン・エヴァンゲリオン劇場版=3月8日公開)味方につけた。今まで格闘家という枠にしかはまってなかったけど、一般にも知られている方向から取り入れて知ってくれた人もいるので、効果的だった」とプロモーションとしての成功を絶賛した。
なお、那須川本人は過去にテレビ番組に出演した際に高橋洋子の生歌を聞く機会があったといい「俺一回聞いてるし(笑)」と負けず嫌いな一面を見せている。
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