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【K-1】”ムエタイ大魔神”ゴンナパー、ミャンマーラウェイの南雲大輝を迎え撃つ

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2021/03/02(火)UP

ゴンナパー(左)と南雲(右)が決まった(C)K-1

 3月28日(日)に日本武道館で開催される『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』の追加対戦カードとして、ゴンナパー・ウィラサクレック(ウィラサクレック・フェアテックスジム)vs南雲大輝(八光流柔術総本部)の「K-1ライト級スーパーファイト」が、3月1日(月)の会見で発表された。

 ゴンナパーは、サウスポーから繰り出される強烈な蹴り技を武器に、KrushとK-1で2冠を達成していた。この対戦カード発表の前に、K-1の舞台での活躍を目指すことと、若い選手にタイトル獲得のチャンスを与えるという意味合いで、ゴンナパーのKrush王座返上が発表された。

サウスポーから強烈な蹴りを放つゴンナパー

 ミャンマーラウェイの経験もある南雲と対戦するにあたり「自分としてもミャンマーラウェイの選手と戦うのは今回が初めてなので、そういう意味ではとても嬉しく思っている」とワクワク感を滲ませる。

 ゴンナパーにとっては、21年初の試合となる。「ぜひ皆様に面白い試合をお見せしたいと思っている。2021年初めての試合で、今年を占う一戦にもなると思うので、チャンスがあればKOで勝ちたいと思う」と、相手の様子次第ではKOを狙うと宣言。

K-1王座を戴冠しベルトを巻いたゴンナパー

 さらに「リングに立ったらみんな同じ選手として練習を重ねてきているので、誰が強いとか弱いとか上手いとか下手はなく、本当にリングの上では全力を尽くしたいと思う。ミャンマーラウェイについて細かい知識はないが、自分としては非常にムエタイに近いものだと感じてる。ミャンマーラウェイの選手と対戦するのは初めてなので、きっちり研究してから臨みたい」と気を引き締めた。

 対する南雲は、ミャンマーラウェイで日本人として、現地で初の王座を戴冠した後、K-1のリングに殴り込みをかけた。しかし、最近は堀井翼に反則負けを喫するなど思うような結果が出せていない。これまでは、金子大輝のリングネームで知られていたが、今回より”南雲大輝”に変更。さらに、所属をK-1ジム大宮から変えて、八光流柔術総本部としている。

このローが堀井翼の下腹部を直撃し、反則負けとなったこともある南雲

 今回、日本武道の聖地である日本武道館での試合ということや、試合の日が自分の誕生日であること、そして自身が熱望していたゴンナパーとの一戦が決定したことなど、様々な理由があり、心機一転、自分を生んでくれた母親への感謝の気持ちも込めて、母親の姓である”南雲”に変更したという。

 意気込みを求められると「K-1ファンの皆様におかれましても、意見というか結果が出てない身でありながら出場させていただくことにいろいろあると思うんですけど、今はミャンマーも大変な状況なので(先月クーデターが発生し、抗議デモに参加した市民が死傷するなど)、自分がミャンマーの伝統格闘技を背負って、この命を張らせていただくこと、本当に光栄に思います。一生懸命がんばります」と闘志を燃やした。

☆この大会の対戦カード、スケジュール、チケット情報はこちら

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