【UFC】KO戦士アデサニヤ、柔術”紫帯”合格で号泣、タイトル戦で初の一本勝ちなるか=3.7
2021年3月7日(日・日本時間)に開催される『UFC 259』(米ラスベガス)のライトヘビー級タイトルマッチで、王者ヤン・ブラホビッチ(37=ポーランド)に挑戦するミドル級王者・イスラエル・アデサニヤ(31=ニュージーランド)が、これまでのKOのみならず、サブミッションによる一本勝ちも視野に入れていることを明らかにした。
MMA20戦全勝のうち15勝がKO勝利と世界屈指のストライカーとして知られるアデサニヤ。戦い方のほとんどはスタンドの打撃勝負で、これまでサブミッションによる一本勝ちを収めたことは無かった。しかし昨年末に米サンディエゴで世界屈指のブラジリアン柔術家アンドレ・ガウヴァオンの下で寝技強化の練習を行い、念願の紫帯を取得した。
25日の地元ニュージーランドの囲み取材で自身の寝技について質問され「グラウンドでの私をまだ見せたことがないだろ。5週間もアンドレ・ガウヴァオンの下で練習し、紫帯を取得した。私の柔術レベルは格段に上がったんだ。どこかのタイミングでグラップリング技術を使いたい。誰かをチョークアウトさせたいな。その前に相手をKOするけどね」と、一本勝利への意欲を見せた。
さらに、もしブラホビッチがグラウンドでの展開を仕掛けてきたらと質問されると「別に問題はない。打撃でいく気持ちが強くある。ただ、もし彼(ブラホビッチ)がそこ(グランド展開)が私の穴だと思うなら、どうぞご自由に。罠にかかって抜け出せなくなっても、後の祭りになるだけさ」と、自身の寝技に大きな自信を見せた。
ミドル級絶対王者のアデサニヤは昨年9月の『UFC253』で最強挑戦者と言われたパウロ・コスタ(ブラジル)にTKO勝利。無敗記録を20に伸ばすと2階級制覇を狙いライトヘビー級転向を表明し、その初戦でいきなりのタイトル戦を迎える。
迎え撃つ王者のブラホビッチは、前王者ジョン・ジョーンズ(米国)の王座返上に伴い、昨年9月の『UFC253』でドミニク・レイエス(米国)と王座戦を争い、2R TKO勝利で新王者に輝いた。初防衛戦で、階級を上げたばかりのアデサニヤにベルトを渡す気はない。
果たして、アデサニヤとブラホビッチの対決は、期待される打撃戦となるのか、それとも、アデサニヤの一本勝ちが見れるのか。
▶︎次ページ(動画)は、UFC王者アデサニヤが柔術紫帯を渡され、感激の余り号泣する場面
- 1
- 2
- ≪ 前のページへ
- 次のページへ ≫
●編集部オススメ
・【UFC】ミドル級頂上決戦の敗戦理由は“二日酔い”!?敗れたコスタが衝撃告白
・【UFC】アデサニヤ無敗対決を制しV2達成、ブラホビッチがライトヘビー級王者に
・【UFC】無敗アデサニヤと対戦するライトヘビー級王者ブラホビッチが勝利宣言「アイツを倒す最初の男になる」=3.7
・【UFC】3.7 二階級制覇に挑むアデサニヤ「世界最強はオレだ」と現王者に挑発=3大タイトル戦の最新PV公開
・【UFC】ヘビー級転向のジョン・ジョーンズの“肉体改造”に黄色信号!?「こんなパンチじゃ、ヘビー級の本物は倒せない」とアンチが揶揄
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします
TwitterでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!
Follow @efight_twitインスタグラムでeFight(イーファイト)格闘技情報をフォローしよう!