【RIZIN】浜崎朱加「ハングリーさが私達世代とは違う」浅倉カンナ「ナメられてきたけど、全てを覆したい」
3月21日(日)に愛知・日本ガイシホールにて開催される『yogibo presents RIZIN.27』のメインイベント「RIZIN女子スーパーアトム級タイトルマッチ」を特集した『RIZIN CONFESSION#66』が公開された。
映像では、対戦する王者・浜崎朱加(38=AACC)と挑戦者・浅倉カンナ(23=パラエストラ松戸)の大会前の様子やコメントを交互に紹介している。
浜崎と浅倉は18年末に王座決定戦を行い、一本勝ちで浜崎が王者に。今回は両者約2年ぶりの対決にして、再度のタイトルマッチだ。
映像では対照的な二人。浜崎は所属するAACCの女子MMA選手のリーダー的存在。自分自身で練習メニューを考え、実戦でのイメージを大切してか、MMAの練習は常に女子とだけ練習。先輩で日本の女子格闘技界のパイオニア的存在の藤井恵の背を追いかけながら、日々切磋琢磨している。
その目線の先も、“対女子”ではない。38歳ながらボディビルダーとして活躍する北村克哉氏の下で肉体改造中で、倍の体重のある北村氏とほぼ同じメニューをこなし、“女子”という枠を超えた存在を目指す。
浜崎は「生半可にやっている奴がムカつくんですよね。それがカンナとか言っているわけじゃなくて。手に入れちゃっているじゃないですか、若いうちからいろんな物を。最初からあんなに注目浴びて、全部手に入れてるみたいな感じに見える。私達の世代とは違う。ハングリーさというか」と語り、”女子格闘技”というジャンルの人気に甘んじるのではなく、「お客さんを巻き込む戦いがしたい」と、さらにその高みを目指す。
一方の浅倉は常勝チーム「パラエストラ柏」で日々努力を重ねる。映像では、パラエストラ柏に所属する、現修斗世界バンタム級世界王者・岡田遼、元ONEストロー級世界王者・内藤のび太、RIZINで活躍する扇久保博正らそうそうたるメンバーとの連続スパー。さらに、名参謀の鶴屋浩代表が決戦に向かう浅倉を全面的にバックアップする。
この様子からも、23歳の浅倉の自信が、この強固なチームの支えのおかげでもあることが汲み取れる。しかし、その恵まれた環境に甘えている浅倉ではない。RENA戦で勝利したことを振り返り、「今までの格闘技の中で、あの瞬間が1番最高だった。その最高を超えられる相手は浜崎さんだと思う。今までナメられてきたけど、全てが覆せるように勝ちたい」と、23歳にして再び栄光を掴み取る野心を漲らせている。
映像ではこのほか、会見時に静かに闘志を燃やしている二人の表情や、この対戦が組まれるまでの経緯、両者を支える両陣営がこの試合とどの様に向き合っているかなど、が収録されている。
浜崎が“無双女王”としての地位を確固たるものにするか、昇り調子の新世代・浅倉がその“大きな壁”を突き破るか。
▶︎次ページ(動画)は、浜崎と浅倉が決戦前の心境を語る『RIZIN CONFESSION#66』
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